ステキな映画鑑賞
イタリアに来て、一年過ぎた頃のお話です。私はその頃、映画館に通いつめていました。次のような理由で。1, 映画が好き2, イタリアの映画は、ほとんどが吹き替えなので、 イタリア語の聞き取りの勉強になる。3, 映画館の入場料がやたらと安い4, ニートな自分からの現実逃避特に入場料が安いということは重要で、「ハズレてもいいや」という気楽さから、せっせと映画館に足を運んでいました。そんな中でも、「さらに気楽に映画を観にいける時期」が、ボローニャにはあります。それは「夏の野外映画」ボローニャの一番大きな広場にスクリーンが張られ、広場の大きさに合わせて、スクリーンも超巨大!!夏の夕べになりますと、毎夜のように、映画がタダで観られるんです!!!!MAU@の好きな言葉は「無料」ですからね~。これを利用しない手はありません。・・・・・・・・・・・・・・・その日の上映プログラムを見てみますと、“ L'impero dei Sensi“ di Nagisa Oshimaとありました。当時はまだイタリア語も「バブバブ~」の状態でしたので、タイトルも直訳しまして、"感覚の帝国"・・・観たことないなぁ。しかし、日本映画をイタリアで観る機会はそうそう多くはありませんから、喜んで広場へ向いました。ボローニャの紳士淑女のみなさんで、席がほぼ満席になったところで、上演開始です。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・こ、これは!!!!かの有名な「愛のコリーダ」じゃ、あ~りませんか!!!!!!!!噂にだけは聞いていましたが、当時の日本では「カットしまくり版」だけがDVDなどで観れたようです。最近は、ノーカット版も販売されてるようですね。で、私が広場で観たのは、さらにその上をいく「そのまんま版」つまり、ぼかしナシです。しかも、吹き替えではなく、日本語オリジナル。タイトルの"sensi"に「性欲」という意味があることをこの映画に出会って、初めて覚えました。ありがとう!! 愛のコリーダ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・忘れえぬ経験でした。野外でエロ映画・・・。しかもボローニャで一番大きな広場・・・。観てる人たちが、紳士淑女、老若男女・・・。夜空に響く、喘ぎ声・・・!!!!!!( エロアレルギーのかたのためにボカシを入れました )50メートルプールより大きいであろうスクリーンいっぱいに映し出されるチソコやマソコ!!!!!!!! ( 中国人の間違った日本語風にお読みください)ドドドド迫力~~~~!!!!!!・・・・・・・・・・・・ボローニャ夏の野外映画実行委員会様へ今年の夏こそは再演してくれると信じてます!! ブログランキングに参加してま~す。ここで一句月初め 食生活が 豊かだな今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました~。・・・・・・・・・今日の日記は、がっちゃんさんのこの記事からインスピレーションを頂きました。ありがとね~。結局、ただの裸つながりだけでした~。ごめん~。・・・・・・・・・・・