Oops! Wrong Planet

TV映画「20世紀少年～もう一つの第2章～」堤幸彦監督

8月28日放映。
粗筋はgooより。
血の大みそかから15年後の2015年。人類滅亡計画はケンヂ一派によるテロリストの仕業とされ、ともだちは世界の救世主と崇められていた。一方、高校生になったケンヂの姪・カンナは、少しずつともだちの真相に近づいていくものの、しんよげんの書の出現に翻弄されてしまう。そんななか、ともだちが世界最大の危険地帯と言われる新宿・歌舞伎町を視察することになって…。
浦沢直樹の同名人気コミックを、唐沢寿明をはじめとする豪華実力派キャストで実写映画化した『20世紀少年』。監督に堤幸彦を迎え、巨額の製作費を投入した超大作で、主演クラスの俳優を含む約300人もの主要キャストと共に、原作コミックの壮大なストーリーを全3部作で描いていく。
本作は、さまざまな謎を残した第1章に続く、シリーズ第2弾。ヒロインのカンナを平愛梨が好演しているほか、新キャストとしてユースケ・サンタマリアや藤木直人、小池栄子などが参加し、さらに豪華な顔ぶれになっている。

劇場公開版のタイトルは「20世紀少年～第2章～最後の希望」で、それに独自のカットを加えてこのタイトル。また、逆に削除されているカットもあるらしい。
第1作も説明映画だったが、この第2作はそれに輪をかけて説明に終始。カットとカットの繋がりに脈絡がない箇所も多く、説明作業にあっぷあっぷしているのがありありとわかる。
ケレンの人、堤監督に撮らせたのが間違いの元だろう。堅実な監督を人選すべきだった。