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カテゴリ:活字
1巻のはずが2巻になり、2巻で完結したはずが突然数年後に復活して、これが5巻。今度こそ本当に完結したはずだが、作者はあとがきで再度の復活を匂わせている。2巻までの内容を後付けで伏線にしてしまえる作者のこと、あながち嘘とも言えない。
“口裂け女”鈴木七恵の高校の同級生、“Qのスクール人魚”久慈翔子が書いた台本がすべての始まり。これは想定の範囲内。しかし、まさか八百比丘尼の不老不死伝説を絡めてくるとは。これは予想できなかった。 アンデルセンの人魚姫をどこまで変調させるかの勝負と思っていたが、日本の人魚伝説と融合させる手があった。 久慈翔子がKではなくQのスクール人魚になったのは、Kの次のアルファベットはLで、Lが頭文字となる名字は日本に存在しないからではないのか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018/02/27 01:36:37 AM
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