[病院･入院関連]の記事一覧 | Laleのアンカラ徒然

細胞診結果・You the Owner's Manual

2週間ほど前に細胞診をしてきました、と書いたと思いますが、結果のご報告。結果は良性でした！　それまでの細胞診はすべて悪性と言う結果で、今回も手術を覚悟していたので、思いがけずやった～、と言う感じです。ほっと一安心。ご心配をおかけしました。念のため、ということで昨日CTスキャンを取ってきました。実は私、ここの大学病院に行くの、何気に好きなんですよ。建物も本当に綺麗だし、待合室等のデザインもソファーも素敵。スタッフはみんなフレンドリーで親切で、プロフェッショナルで。いつも気分よく帰ってこれます。将来何か機会があったらボランティアで病院通訳とか案内とかやってみたいなあと思っています。トルコにはそんなシステム、ないですかね？なければ強引につくっとく？うちの近くの大手の本屋、Barnes & Noblesの入り口を入ってまず目に入る真っ赤な表紙の本の陳列。著者の一人は、トルコ人、MD. Mehmet Ozです。トルコ語でもでているはずです。もう随分長いこと真正面の陳列棚にたくさん並んでいるのでよく売れているのでしょうね。最初見たときは、The Owner's Manualしか見てなくって、”何のOwner's Manual?"と思ってました。・・・YOUって大きく書いてあるじゃん！粋なネーミングですよね～。Discovery Healthチャネルでもこの本の内容をもとにした生活改善プログラムを彼自身が出演してやるようです。明日（水曜日）の夜8時から。早速1冊注文したのでやってきたら少しずつでもなにか参考になることがあれば紹介していきたいと思います。

ヘルスチェック　（女性限定日記）

3ヶ月くらい延ばし延ばしにしていたアニュアルチェックアップ（婦人科）に行ってきた。ピルの処方箋が2ヶ月くらい前に切れて、内膜症もちの私、月の物がだんだん怖くなってきた、というのが行った動機。かつて、生理痛があまりにひどくなって、夜中に救急に行ったことも・・・。人間の体って痛みに耐えられなくなるとがくがく・ぶるぶるとすごい勢いで震えだすことがあるんらしいですね。初めてそんなことが起こったんで、本当にびっくり。まるでひきつけや痙攣を起こしたみたいでした・・・。丁度彼と一緒にいたときだったんで、車を出してもらって事なきを得ましたが、もしあれが一人のときだったと思うと恐怖です。あの時はまだ内膜症だって知らなくって、あれをきっかけに見てもらったら軽度の内膜症だと判明。それ以来ずっとピルを服用してます。はい。ピル、かなり快適です。生理も軽くなるし、痛みも薬なしで全然大丈夫な程度。副作用も全然ないし（注：ピルの種類や体質によって副作用は個人差があります）。しかも保険が利くので3か月分10ドル（約1100円）でもらえます。やほーい！アニュアルチェックアップも無料です。今回は女医さんでした。やっぱり女医さんのほうがいろいろと話しやすいな、という印象。（前回は男性でした。）いろいろプライベートなことをダイレクトにずばずば聞かれ、少々たじっとしましたが、医者に隠し事してもいいことないので、彼のことや将来の予定等、かなり打ち解けていろいろ話してきました。（英語だから言いやすいっていうのもあるかも）内膜症って妊娠しづらくなるって言われてるから、結婚前に fertility testを受けたいな、と思ってそれも聞いてみたんですが、それはこの時点ではできないとのこと。結婚に際しての一番の心配は子供がちゃんとできるかどうか。彼がとても子供好きなので、結婚しました、やっぱりできませんでした、ではフェアじゃないかな、と思うのですね、私は。もちろん、結婚は子供を作るためだけじゃないけど。私のせいで・・・って思い始めたら、やりきれなくなるだろうな、と想像。彼にたまにそんな私の不安・心配を打ち明けて、子供できなかったらどうする？って聞いても、今の時点でそういう“もし”は話したくない、って言われて終わり。彼の気持ちもわかるし、今の時点では100％わからないことだから答えようがないんですけど。（内心ちょっと“それならそれで二人だけの生活を謳歌しようではないか！”みたいな発言も期待するのですが（打算的・・・）、慎重な（というか起こっていないことをあれこれ心配してもしょうがない、というスタンスの）彼はそれも言いません。－で、余計不安になってみたり）歳も歳だし、内膜症も治るものではないし、というわけで、結婚したらすぐ子供がほしい私です。2人。なんだかとってもプライベートな話題ですみません。ひとつ面白かったのが、その女医さん。私がトルコに将来移住すると知って、ぽつりと“トルコは女性の扱いがね・・・”と。彼女の頭のなかで　トルコ＝イスラム教国＝女性の権利弱し　という式がぴぴっとできあがったのが目に見えたようでした。まあ、彼女相手にいろいろ議論してもしょうがないので、何も言いませんでしたが。そうそう、イスラムにおける女性について、先週の日曜日2時間に渡って喧々諤々と議論したのでそれについてはもう少し私の考えが固まってから書きますね。結論的にはイスラムの教えは全然男尊女卑ではない、というものです。

アメリカの病院：食事

病気になったらやっぱり和食（いつでも和食派なんですが）が食べたい私。術後すぐのディナーにステーキと芋がごろっと入ってたときはさすがにびっくり。あ、スプライトも出ます。：）色が付いてる飲み物がだめ、という理由で。好き嫌いがはっきりしているアメリカのこと、毎朝その日の献立を連絡・確認しにきてくれる人がいて、食べられないもの等を確認していきます。宗教上の制限も最初の問診表で聞かれます。1日目は結局麻酔の影響で吐き気がすごくって全然食べられなかったんですが、2日目からは普通にいただきました。食事も流動食とかではなくごく普通のものでした。（のどもと切ったんで飲み込むのは大変で、日本では最初の2日くらいは流動食かやわらかい食事でしたが・・・）朝はパンケーキ、ジュース、ソーセージ（ターキー）、卵、シリアルと牛乳、くらいで、まあ普通。昼は夕食でもいいかと思うほどのボリューム。スープ、チキンの詰め物がしてあるやつにブロッコリーが添えてあって、フルーツがあって、で、ジュース。スプライトはしつこく出ました・・・。夕食はステーキに野菜が添えてあるものとスープ、あとは昼食と似てる感じ。それらの食事とは別に、小腹がすけばいろいろ頼めば看護婦さんが持ってきてくれます。色とりどりのジェロー（ゼリー）（ちゃんと頼むと何色がいい？ってきいてくれます）、チキンスープ、はてはアイスクリームまで。前回は彼が一緒にいてくれたのと5日間くらい入院してたのでアイスクリームまでちゃんといただきましたが、今回は2日間だけだったのと食事も結構食べられたので、おやつを頼むことはなかったです。この間盲腸関係で入院した知り合いの日本人教授は手術の翌日の朝、ディカフェのコーヒーが出てきたと驚いておりました。コーヒー・・・。私の時は出てこなかったんで、ひょっとしたらコーヒーは盲腸の手術になんらかの便益をもたらすのかも・・・。（そんなことない？）異文化比較はいつでもおもしろいですね。

アメリカの病院：通訳

今回は手術に際し、英語の話せない母のために通訳の方を頼みました。なんでも、法律で英語の理解が十分でないひとたちが医療機関にかかるときは、通訳をつける権利が保障されている、というかつけなければいけない、らしいです。とはいっても頼まなければ自動的には付かないのですが。頼むほうはただで頼めて、通訳の方の費用は病院（州かな？）持ちだとか。これはさすが、というかすごいな、と素直に感心しました。今回、私に、ではなく、母が手術を待っている間不安だったので、（待合室に行ったり、途中経過・手術終了の連絡をしてくれたり、病室にいったり、と英語がわかんないとかなりきついと思ったので）母に、ということで通訳の方をお願いしました。朝8時のチェックインのときから手術終了、病室に移った午後2時ごろまで、ずっといてくださいました。本当によい方で、母もかなり心強かったみたいです。ちなみに、手術中に家族が待つ待合室で経過を知らせてくれる人等みんなボランティアの方なんだとか。素敵ですよね。通訳の方は何人も登録してあって、必要に応じて病院側が電話して都合のいい人をアレンジしてくれるのだそうです。大学の病院だけでなくって、民間の病院等すべてそのシステムを持ってて、今回来てくださった方も週に3日は入る、とおっしゃっていたので、結構需要はあるんですね。救急で緊急に夜中に電話がきたりもするみたいで、結構大変そうです。でも、素敵なお仕事だな、って思いました。