変更に次ぐ変更
私が当初到着する予定だった日の前日に彼がサッカーをやっていて怪我をした。聞いたことがない状況なので正しく理解しているかわからないけど、彼いわく、“足の太ももの筋肉が12センチ裂けた”状態だと言う。当初、キャンパスにいる医者はまあ、10日もすれば普通に歩けるようになるでしょう、といっていたので、私の両親たちが来るのも問題ないかと思っていた。が、10日以上たった今日もとても松葉杖なしには歩ける状況じゃないく、おそらく両親が来たとしても運転もできないしいろいろ観光して見てまわれる状況じゃない、という。電話で話をしてて、じゃあ、無理かな、キャンセルしなきゃかな?って話し始めたときから、2年も前からパスポートとって、1日しかボドルムにいないのに、シュノーケリングの道具も持ってくよ!ととっても楽しみにしてた父、友達に会うたびに、お店に何か買いに行くたびに、今度トルコに行くんですよー、ええ孫娘がね、と話してまわるほど楽しみにしてたおばあちゃんの(母は割りとドライというか表面にあまり出さない)顔が浮かんできて、キャンセルしてって言わなきゃいけないなんてつらすぎる・・・。それにしてもなんで何をするにもこんなに困難なんだろう?やっぱりこの結婚やめとけって言うサインなのか?とか言う思いとかがぐわああああっと押し寄せてきてここ数日のムーディーさも加わり、感情をコントロールできなくなり、ぐわあああっと涙があふれてきた。じゃあ、両親に電話してどうすれば良いかとりあえず相談してみるね。12月に延期するにしてもそんなに休み取れないかもしれないし、12月まで延期、ということでキャンセル料等どうなるかわかんないし、とりあえず聞いてみる、ということで電話した。父が出た。妹と間違えられた :)なんとかこらえる。母に代わった。母の声を聞いたとたん、またぐあああああ、っと悲しみがこみ上げてきて大泣き。(今考えれば大げさだけど、あの時は本当に本当に悲しかった)何があったのだ!と母緊張。事情を説明すると、もう、何があったかと思って心配したじゃない!そんなに泣くことじゃないでしょ!と言われる。すんません・・・。さすが母、冷静に、それじゃあボドルムとイスタンブルだけで良いじゃない。飛行機で行けば。イスタンブルはあなたが案内して、彼はいなくてもしょうがないじゃない、おばあちゃんもすごく楽しみにしてるし、そうしましょ、と提案された。そういわれてみるとキャンセルよりズットいい案。うん、そうしよう。彼に折り返し電話。(今日何回電話したかな・・・・そのたびに彼のお母さんと メルハバー ベン *****。 ナスルスヌズ? (お母さん必ずイイイーズ テシェクレエデリーム セン ナスルスン?ときいてくれる)ベンデ イイイム、&&& オラダ ム? ブラダブラダ、ちょっと待っててね、イイギュンラー イイギュンラーという会話が繰り返された。訳:こんにちは。私は ****です。ご機嫌いかがですか?(いいです。あなたは?)私も良いです。 &&& はそこにいますか? ここよここよ。良い日をね。)たまにがんばって違うことも言うけど、基本はこれ。進歩ないな・・・。たまに早口でお母さん、彼の状況説明(そとのバルコンに座ってるからこの電話を持ってくからまってて、とか)をしてくれる。まあ、私がわかる単語がどういうのか大体わかってるから普通にありがとうといって終わる。お父さんが出たときはその“暗黙の了解の単語リスト”がインプットされていないから多少戸惑う。あれ、この単語なんて意味だっけ?みたいな・・・。結局は戸惑ってる間に彼が出てきてくれるんだけど。脱線しましたね・・・。彼と母が提案したことを話しあう。彼もそれで良いという。イスタンブルは彼抜きで4人で行くことになった。責任重大だわ、わたし。トルコ語復習しなきゃ。英語と片言トルコ語でなんとかなることを祈りつつ。でも、まあ、みんなそうやって旅行してるんだよな、と思い、ちょっとがんばる気に。最初から1人だってわかってる旅はそれなりに心構えができるから過去の一人旅も全然問題なくこなせたけど、トルコ国内は常に彼に頼りっぱなしだったから、今回お初の彼なし行動。ちょっと緊張。それから取っていたチケットをキャンセルするために奮闘(結局トルコ国内の番号に電話してキャンセルしてください、といってOKといわれたのに、キャンセルにまだなってない模様ーオンラインで買ったー うーん)。イスタンブルーボドルムは混んでてビジネスクラスしかない・・・。またトルコ国内の番号に電話し、とりあえずエコノミーのWaiting Listにのっけてもらって、ビジネスクラスはオンラインで予約。万一のために。ボドルムーイスタンブルを4人前買って、ふうう・・・・。明日からいないから今日中にいろいろ手配しておきたかったんだけど、Waiting List,ちょっと不安。もうビジネスでいいじゃんって気もしてます。値段も1人2万くらいだし・・・。確実性には勝てません。特に英語もトルコ語もできない両親たちのケースにいたっては特に。彼と話したり親と話したりと結局あんまり寝てなくって、プラス感情の波がどばーーん、どばーーんと打ち寄せてきて、手配を一通り終えたころにはぐったり・・・。しばらく寝て、再び彼と話して、よかった、だいぶ落ち着いたね、笑顔が戻ってきた、と安心される。それくらい取り乱してたんだよなー。なんで冷静な判断ができないのだ、わたし。恥ずかしい。それにしても、彼もこんな私の扱いにかなり慣れてきたな。つきあいの最初のほうが私がムーディーになったらおろおろしていた彼だけど、最近は、まあ、とりあえずひと眠りしなさい、と簡単にいなされる。(1晩寝れば嫌なことは忘れて落ち着くように単純にできてるのがばればれ)明日の準備もしなきゃ。なんでも湖上のコテージに泊まるから毛布からなにから全部持っていかなきゃいけないという。すごい荷物になりそうだな。明日朝11時ちょっと前に教授の車に乗っけてもらって出発です。では、いってきまーす!