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ボールは回る、地球も回る。-深読みオシムジャパンと日々雑感-

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2006.10.16
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播戸と巻について書き足りなかった事を、短く追加したいと思います。

繰り返すが、播戸は巻の事を“非常にまわりを生かせるいい選手だと思う”と言っている。これは播戸の2ゴールに、巻が有形、無形のサポートをしているという事だろう。この試合の播戸は巻に生かされていたわけだ。

播戸が1.9ゴール、巻が0.1ゴール、足して2ゴール。もちろん、オシムさんはこれを、見逃してはいないはずだ。

で、最初、私は次のように考えた。こういう事を試合の直後に言える播戸は、チャンスがあれば次は自分が、誰かを生かそうと考えるはず。いや考えなくても、肉体が自然にそういうふうに動くはず。でもこれだと、貸し借りみたいだ。貸し借りなんか考えていたら、絶対にゲームに勝てない。播戸は播戸らしく、ひたすらゴールを狙うだけでいい。そして、巻は巻らしく、ゴールを狙いつつ、誰かを生かし続ければいい。

自分で書いておいて何だが、播戸が1.9ゴール、巻が0.1ゴール、足して2ゴールというのは、もっともらしいが、この足し算は、チームにとっては間違いだ。播戸の得点は、巻の得点でもあるのだ。これが正しい、これがチームプレーだ。

オシムさんが、外野がうるさいにもかかわらず、巻をずっと使っているのには、こんな背景があるのではないだろうかと、深読みの私は、想像する。それに、興奮の中でも冷静にまわりの事を見れる播戸は、連携を重視しているオシムジャパンに、みんなが思っている以上に、フィットするかもしれない。

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それはともあれ、来月、11月15日のオシムジャパン第7戦、対サウジアラビアで、播戸に生かされた巻の一発を、ぜひ期待したい。

そして、もうひとつ最後に、播戸のコメントに私は驚き、少なからず心を動かされたのだが、よく考えてみたら、こういう事は、サッカーやスポーツをちゃんとやっている選手にとっては、当たり前の事で、別に驚いたり感激したりする必要はないんじゃないかと、気が付いた。

彼らは、遊びたい盛りの少年期、青年期の大部分を、必死で練習や試合に明け暮れていたはずだ。そしてその中のほんの一握りの一人として、Jリーグでプレーし、またその中から選ばれた一人として、今、日本代表としてプレーしている。

若い頃の自分のちゃらんぽらんさとは、雲泥の差だ。そんな私が、この位の事で簡単に感激したりしては、逆に失礼というものだ。





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最終更新日  2007.05.17 10:26:53



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