|
テーマ:サッカーあれこれ(19788)
カテゴリ:深読みオシムジャパン
悔しいけれど、強い方が勝つ、勝った方が強い。
敗因をめぐって、ドリブルで突破しろ、ミドルシュートをもっと打て、個人技のある選手を選べと、ネット界隈が騒がしくなると思うが、連携で崩す、連携で守るという基本方針をより推し進めて欲しい。どういう攻撃を仕掛けるにせよ、誰かが少し助ければ、それだけ攻撃の精度が上がるだろう。 この1年でボールを、ゴールの7,8メートル付近までは常時運べるようになった。これは、多色ビブスの練習の成果だろう。これからは、そのボールを10センチでもいいからゴールに近づけるというプレー意識が必要になる。 そのためには、練習方法が変わらなくてはならないだろう。オシムさんの頭の中には、そのイメージが既にあると思う。素人考えだが、ゴールを中心に2メートル幅位の同心円を描いて、同じ多色ビブスでも、パスは必ず、円を狭めていかなければならないとか。 今、J’sゴールのオシムさんのコメントを読んだ。第一声は「サウジアラビアに『おめでとう』と申し上げる」で意外とショックの痕は見えないが、強がりも多分にある。続けて「残念ながら疲労が上回ってしまった。特にチームの重要な選手にそれが起こってしまった。疲労から集中力が失われたり、アイディアが出なかったりした。それが残念だ。」と言っている。 これは、半分は選手たちがJリーグから、休む間もなく連戦を強いられているタイトなスケジュールに向けられている言葉だ。あと、ハノイでオーストラリア線を含めた4戦の疲労の蓄積が、予想以上だったのだろう。 スケジュールのきつさは、大会前にオシムさんが言っていた勝てない100の理由の内の一つだ。このコメントを、スタンドで観戦していた川渕キャプテンはどう受け取るだろう。もちろん、スケジュールや疲労だけが敗因ではないだろうが、一人300万円のボーナスという、安易なサポートの仕方だけではなく、きちんとしたスケジュールを組んで、選手たちのコンディションを少しでもをサポートしてやって下さい。キャプテンも、そういう目に見えない水運びを、よろしくお願いします。 さて、終わった事は終わった事、韓国戦は、メンバーが大幅に変わりそうだが、納得のいく勝ち方をして、オシムジャパンの選手層の厚さを見せて欲しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.07.26 14:10:58
|