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マックス爺のエッセイ風日記

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2008.10.11
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カテゴリ:生活雑記
 雫3ヶ月近く続いた第2現場での残業が昨日でようやく終わった。来週の水曜日辺りで機密文書を裁断する仕事は終了し、第1現場での警備業務の後1時間を第2現場のビルで清掃業務を補助することになった。2年半以上担当したシュレッダー作業は実に過酷な仕事で、夏の残業はことさら疲労を強めたと思う。

 病院仕事を終えて帰宅する途中、とある整形外科に立ち寄った。受付の女性にMRI装置の有無を尋ねると、そこには無いとの返事。個人病院で設置出来るほど廉価な装置ではないのだろう。一旦帰宅してから整骨院に向かった。約半年振りに扉を開けると、受付の小母さんも先生も驚いたような顔をして私を見た。それはそうだ。春先に3週間ほど通院した後、断りも無く行かなくなったからだ。

 しょんぼり先ず足に電気をかけようとする小母さんに、先生の診断後にしたいと申し出る。小母さんは以前のように今も膝が痛むと思っていたようだ。30分以上待った後、ようやく私の番になる。先ず膝の状況とその後坐骨神経痛の症状が出ていることを伝え、今回は1ヶ月半前のレースで疲労骨折を起こしたようだと話す。また最近仕事でギックリ腰になったことも、かつて右足の種子骨が疲労骨折を起こした経過も併せて説明する。

 どくろ先生の触診が始まる。両足や腰を丹念に確認した後で先生から以下の点が指摘された。左足には種子骨は出来て無いこと。左足の痛みは骨折ではなく靭帯を損傷した可能性が高いこと。左側の臀部の筋肉がかなり傷んでいて、それが坐骨神経痛の原因なっていると思われること。体全体の筋肉の疲労が著しいこと。臀部の筋肉を鍛えるために、膝を90度以下に曲げない範囲でのスクワット運動をした方が良いこと。ゆっくりと短い距離なら走り始めても良いと考えられること。偏平足の場合は、オーダーメードのインソール作った方が良いこと。そして最後に言った。「こんな状態で良く長い距離を走っていましたね」と。

 どきどきハート先生の手によるマッサージは快かった。ただし、傷めている箇所への指圧は痛みを伴い、かなり効いた。電気治療も音楽を伴うマッサージ器でのマッサージも、痛みを和らげてくれた。それよりも先生の論理的な説明が私を安心させてくれたことの方が大きかった。こんなことなら早く治療にくれば良かった。だが、あの長く苦しい残業は私の心に少しの余裕も与えなかったのだ。今回の残業に関しては、それだけ責任を感じていたのだった。たとえ自分一人の思い込みだとしても。

 涙ぽろりあれだけ楽しみにしていた9月の「秋田内陸」もスタートラインに立てなかった。そのことは辛くも悲しくもない。ただ若干淋しい気持ちはあった。3年ぶりに開催されたレースで仲間と一緒に走ることが出来なかったのだから当然のことだ。10月の「布引高原」への参加も無理と判断し、予約していたホテルも数日前にキャンセルした。こんな体の状態で84kmもの距離を走れるはずがない。

 マラソン今日は妻と街へ出掛けた。先ず新しいランニングシューズを買う。底が減りやすいと感じて他のメーカーに代えたものの、多少足に負担がかかると感じて以前のメーカーに戻した。底は厚めで前より堅くなったが相当軽い。ウルトラマラソンにも対応出来ると店員の説明。傷んでいる左足の底が少し当たる感じだが、実際に走ってみてどうなるか。腰、膝、肩、それに左足。痛む箇所があって正直不安だらけだが、明日は久しぶりに走ってみようか。

 ビデオそれから妻と映画を観た。タイトルは「おくりびと」。山形県の酒田市を舞台にした「納棺師」の話。主役は元歌手の元木某。通称モックン。離職をきっかけに故郷へ帰った青年が人間の死を扱う仕事に就き、悩みながら成長して行くストーリーだ。重いテーマではあったが、素晴らしい出来の映画だった。不覚にも何度か涙が流れた。「愛と死」、それはきっと人間にとって永遠のテーマなのだろう。
 





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Last updated  2008.10.11 21:12:23
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