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マックス爺のエッセイ風日記

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2008.11.26
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カテゴリ:生活雑記
温泉露天風呂から眺める富士は・・富士山

 時計スピーカ「7時半ですよ」。T村さんの呼ぶ声で目を覚ました。「ご飯は7時半から8時半までの間です。お風呂に行くと富士山が見えますよ」。幹事のT村さんの遠慮がちな声。彼は京都の名門大学卒業のエリートだが、優しい人柄で穏やかな話し方をする先輩。へえ~。お風呂から富士山がねえ。どれどれ、眠気覚ましに朝風呂へでも行ってみるか。雫スマイル

 温泉大浴場の外にある露天風呂へ行く。確かにかなり遠いけど富士山の姿がはっきりと見えた。筑波山は女体山と男体山の二つの峰から成る山だが、高い方の女体山が標高876m。このホテルだと標高は600mほどか。富士山との間に邪魔なものが一切ないから富士山が見えてもおかしくはない。左手から秩父、高尾、丹沢と山々が連なり、その上に雪を被った富士山が鎮まっている。薄曇りだが見事な景色だ。富士山目

 ノート常陸国風土記にこの二つの山の話がある。ある年の物忌みの日、みすぼらしい老人に身をやつした神がまず富士山を訪れ足跡、一夜の宿を願い出た。ところが富士は「今日は物忌みの日なので」と断ってバツしまった。次に訪れたのが筑波山。筑波の山は困ったものの、快く老人に宿を提供したマル。次の日、神々しいばかりの姿に立ち戻った神きらきらが言った。「筑波の山よ、お前は物忌みの日にも関わらず、快く私を泊めてくれた。その褒美として、末永くお前は栄えるきらきらであろう」。

 スピーカそして富士に対しても厳かに宣言した。「富士の山よ。お前は哀れな老人にとても冷たい仕打ちをした。その報いとしてこれからお前は一年中雪を被って凍えることになる」。こうして富士山は万年雪を戴く姿に富士山変わり、筑波山は多くの人々が訪れて賑わったきらきらと言う。なお、男体山と女体山の間にある平原では、古代年に一度だけ男女が集い自由恋愛どきどきハートが許される歌垣の日があったとか。


  つくばねの嶺より落つる男女(みな)の川 恋ぞ積りて淵となりぬる葉

 
 ごはんスマイル良い気分になって部屋へ戻ると、部屋からも富士山を望むことが出来た。そして眼下には晩秋の関東平野が広がる。独立峰で日当たりの良い筑波山の中腹では、昔から「ふくれミカン」と言う種類のミカンが採れることでも有名だ。案外豪華だった朝食に舌鼓を打つ。玄関先で記念写真を撮影カメラ。この集まりはいつも徹夜麻雀の疲れた顔が写真に残ることになる。3台の車に分乗して解散。こうして年に一度の麻雀大会も終わった。バイバイ

 車私と三重のF森さんは、仕事に行くと言うK沼さんの愛車フォルクスワーゲンに乗せてもらった。筑波山を下山すると9時前なのにもう観光客の車が数珠繋ぎ状態。そして懐かしい研究学園都市の風景にもこれでお別れだ。常磐道をビュンビュン飛ばすK沼車。さすがにドイツ製の性能は違う。ありがとう大勢の悪友達よ。来年は是非元気な姿で仙台で会おうね。いろいろ準備して待ってるからね~バイバイどきどきハート





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Last updated  2008.11.26 16:18:40
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