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マックス爺のエッセイ風日記

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2020.03.16
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カテゴリ:人生論
<妻の狂気>

  

 やがて妻が所属する写生会や職場の仲間とトラブルを起こしたことが聞こえて来た。その方は近所で私も良く知っており、妻と旅行した際、「私が妻の金を盗んだ」とバスの車中で、一日繰り返していたと言う。もちろん事実無根だし、「私の彼女が沖縄にいて、毎年私が沖縄に行くのはその彼女に会いに行くため」と言う事実もない。それを子供たちや友人に話したようだ。妄想の世界の住人だった。

                  

 彼女は40過ぎから家計をごまかし、自分名義で預金していたようだ。そして離婚すれば「私の年金の半分をもらえる」ことや、「彼女名義のお金は自分のもの」と勘違いしていた。私が「市の税務相談」で聞いたことを教えても信じず、急速にお金と「食べ物の亡者」に変身して行った。

  

 3人の子供はお金で手なづけ、自分の味方にした。子供は全員親元から離れて暮らしているため両親の暮らしの「実像」が見えず、お金をくれる妻の言い分を信じ、私は家の金を盗み、他に彼女を作る「悪者」となった。家計は結婚以来彼女が管理していたため彼女の「取り放題」状態。彼女の嘘は巧妙化し、「彼女のお金」が雪だるまのように増えて、ますます楽しくなったのだろう。

                    

 そして通帳の隠し場所を変えたのを忘れる度、私が盗んだと疑う繰り返し。彼女は私名義のお金がどれくらいあるかを知ってるが、逆に私は彼女名義のお金の額を知らない。私の退職金も妻が差配した。一部は2人の息子の年金型保険や私の「個人年金」にも割かれたが、満期に達した私の生命保険を勝手に解約して、自分名義の通帳に入れたようだ。

 家裁の離婚調停では弁護士をつけた彼女が全面的に有利となり、私は「手切れ金」まで渡して貧乏に。彼女が去った後、家電の相次ぐ故障。自宅のリフォームもお金を使った。それでも暮らして行けるのは、「節約暮らし」のお陰。彼女名義のお金は、彼女の死後、3人の子供に均等に行き渡るはず。私は私名義の残金をしっかり管理して、生き抜こう。

             

 断捨離に励んでいたある時、何となく人の視線を感じて外の様子を伺った。すると、ある家の物陰から、じっと見ている姿に気付いた。これは変。何か様子がおかしい。なぜそんなことをするのが解せない。山形勤務の頃は朝4時に起きて愛犬との散歩後に長距離通勤していた。その時気づいたことがある。<続く>





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Last updated  2020.03.16 00:00:17
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