カテゴリ:旅、温泉
~2泊3日の旅の中で~
宿の間接照明 ![]() 出雲の古代史や考古学の話を一旦置いて、今日は旅の逸話を紹介しよう。トップバッターは松江市玉湯町の高台にあった「松江市立玉作資料館」に陳列されていた布志名(ふしな)焼を楽しんでいただこうと思う。 ![]() ![]() 関ヶ原の戦いの後、西国の知行地がなかなか落ち着かずにいた。松江藩は何度か藩主の入れ替えがあった後、越前福井藩から松平公が入府した。松江領18万6千石、隠岐領1万4千石。併せて20万石の大藩である。第7代藩主である松平治郷公は、疲弊した藩の改革を成し遂げた後、趣味の茶道にまい進し、玉湯町に藩の御用窯雲善窯を造らせた、後に民間の船木窯も開かれて陶芸が盛んとなったようだ。今回はそれらの作品の紹介だ。 ![]() 蓋つきの椀 ![]() 魚のデザインの絵皿はとても現代風だ。 ![]() 渋色の釉薬をかけた蓮の蕾を模した容器。 ![]() ![]() 唐三彩にも似た雰囲気の花瓶(左)と花柄を全面に配した大ぶりの花瓶(右) ![]() ![]() シンプルで清楚な花瓶(左)と極めて現代的なデザインの壺(右)。 ![]() 一見キウイの輪切りと見紛うような大ぶりの浅鉢(?) ![]() 自由さに溢れた作品群は、ひょっとして船木窯のものだろうか。でも渋いねえ<続く> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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Aさん,おはようございます~
本日これから神社の奉仕作業一日,真夏日にはならない予報なので大助かり。 チラシにGoToキャンペーン利用の,出雲大社方面二泊三日の旅プラン載ってま した。51,900円でプラス地域クーポン12,000円,検討中です。 布志名(降科)焼,良いですね。伊万里や久谷より,こういった派手さのない 焼き物のもうが私は好きです。 昔も今も,地域をよくするのは為政者の手腕に寄るところが大きいと思いま す。昔は自分で選ぶことはできませんでいたが,今は一票があります。しかし 投票率の体たらく,行きもせず文句ばかり。残念です。 (2020.08.23 08:29:59)
Kazuさんへ
今日は~!! いつもコメントをありがとうございます。 とても嬉しく拝見しています。😊 氏子としての神社のお世話ですか。 どうもお疲れ様です。さほど暑くもなく て助かりますね。 私もちょうど今、庭の草取りをしたばかりです。(^^)v kazuさんは渋い陶磁器が好きですか。 私も九谷や有田の派手な物よりは 渋めのものに惹かれますね。 私は昨日ツーリストから案内が届き、 先月行った出雲旅行の代金をGOTO のルールに従って差額返金とのこと。 考えてもいなかったのでラッキーです。(^^)v (2020.08.23 09:17:09)
松江藩の「布志名焼」は初めて知りました。
随分多様なものがあって楽しませていただきました。 私も焼き物は好きで、地元の薩摩焼はもちろんのこと、有田や小石原などたくさんの窯元を訪れました。 その頃はコーヒー茶碗のセットを一人前づつ集めていました。 ときどき、それで飲んで一人悦に入っています。(笑) (2020.08.23 19:46:29)
クマタツ1847さんへ
今晩は~!! ご来訪とコメント、ありがとうございます。 とても嬉しく拝見しています。😊 そうでしたか。クマタツさんは焼物が お好きなんですね。 薩摩焼は秀吉の朝鮮征伐の折に、 連れて来た現地の陶工が始めたとか。 そのせいで代々沈寿官を名乗る習わし と聞きました。何年か前に先代が 亡くなられたのをニュースで知りました。 (2020.08.23 20:51:38)
夢穂さんへ
お早うございます。 コメントありがとうございます。 ハハハ。藩の御用窯みたいです。 地元以外の人は知らないでしょうね。 まあそちらは焼物の本場。 それでもただでくれるとは有り難いですね。😊 (2020.08.25 07:16:48) |
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