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マックス爺のエッセイ風日記

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2022.01.22
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カテゴリ:生活雑記
~さまざまな準備~

  

 その日を迎えるためには色んな準備が必要だろう。男はそう考えた。季節が移ろうように、時間は待ってくれない。そして命にも限りがある。さてその中で優先順位を決めて、やれるものから取っかかるしかない。しかし人間歳を取ると決断力も実行力も鈍る。でもそれは仕方ないさ。生きとし生きるものの宿命だ。だが人間は考えることが出来る。たとえ微力でも抗って前に進むしかない。

                     

 その日を無事に迎えるため、先ず食う。食うためには買い物をし、自分で調理し、毎食ごとに食事のバランスを考え、咀嚼し消化してエネルギーを得る。理屈では簡単なその道程も、自分が動かないと何も始まらない。その次は何だ。体調を万全に保つことか。最近しきりに頭痛がするのはなぜ。寒さで上がった血圧のせいか。それとも睡眠不足か。それとももっと怖い脳出血の遺伝のせいか。祖母、父、そして兄。

  

 掛かりつけの内科へ行った。極力雪や氷が張ってない道路を選んで自転車で。これには危険を察知する能力が不可欠だ。転んで怪我したら全部自己責任。待合室にはもうかなりの人が順番を待っていた。2~3時間はかかる由。いつもの診察ですかと聞かれて、「薬だけ。それも睡眠導入剤で良いの」。これで10人以上を抜いた。隣の薬局で薬を受け取り、無事帰宅。

              

 頭痛の正確な原因は不明だが、血圧降下剤はきちんと服用し、血圧を測っても正常値。次に疑われるのが睡眠不足。ブログに熱中しその後もテレビ。ブルーレイの影響か、集中し過ぎによる緊張。そして長時間窮屈な姿勢でいることでの腰肩首への負担による血流不全。そして冷たい寝床と頻尿による、深夜の起床。それらの複合作用だろうが、ともかく薬の力を借りてでも先ずは眠ることにしよう。

    黄粉あんこ餅

 そして大事なのが当日及び前後の天候。それによって会場へたどり着く交通手段と必要時間が異なる。老人の冬の悩みはそれだ。1週間の長期予報では、何とか自転車でも行けそう。だが寒気団が張り出して当日以前に雪が降りそうな気配。降っても融けるか。たとえ融けても凍結しないかと、そのルートを頭の中で思い描く。最悪の場合は杖を突いてバスに乗り、地下鉄で1駅分だけ乗り継ぐ方法も。

                 

 思案中の私に3回の電話。東京のK氏はつくば時代の麻雀仲間。退職後G会館の警備員をし、今は通学中の児童の誘導係。歳は私と同じで、奥様はかなり前に亡くなった。元気そうで良かった。徳島のIさんは徳島時代の麻雀仲間。良く朝まで戦ったものだ。大阪のM氏は徳島時代の麻雀と軟式野球の仲間。当時は数学の教授で、その後理事から副学長になった。転勤2年目で奥様とお子さんが大阪へ帰った由。

    焼いた数の子

 立場は違っても、お互い新しい大学づくりに必死だった。酒も飲んだし喧嘩もした。だから彼の気持ちは良く分かる。そして別れた奥様の気持ちも。私は3か所で都合20年間創設事務をやった。その苦しみを家族に伝えることの困難さ。彼は75歳の今でも軟式野球をやってる由。思い出話に花が咲き、30分近くも話し込んでいた。別れた奥様やお子さんの近所に住まっている由。思いやりだね。きっと。

             

 所属走友会から「新年会&総会」の開催中止のメールが届いた。仕方ないよねこのオミクロン株の蔓延状態じゃ。それに私は腰痛で走るどころか、宴会の座席に長時間座るのも困難だろう。久しぶりに皆の顔を見て、長年のお礼と別れを告げたかったし、懐かしい温泉にも浸かりたかったのだが。だが、すべては運命。世界のこの状況を変えるのは、かなり難しい状況だろう。

   

 私が思案中に、朝ドラの「カムカム」の様子が急変し出した。なんと東京へ出て行ったジョーが、社長の娘を好きになってしまったみたい。なんだよなんだよ。あれだけ「るい」と約束しておきながら。変だよ変だよといくら叫んでみても、ドラマの脚本はもう決まってて、変わらないのだろうしねえ。大相撲も千秋楽まで目が離せなくなり、トンガの火山爆発の被害にも驚いた。小島が一つ吹っ飛んだんだねえ。

              

 さて最後に残ったのが兼題(宿題)の句を選んで清書し、人数分コピーすること。これで毎回悩むのだ。自分では良く出来たと思っても、清書しているうちに、「こう直した方が良い」と感じで書き直し。A4の用紙を4つに区切り、それぞれに3句を書く。だから書き直すと1枚につき12句を新たに書くことになり。それも気に入らないとさらに12句。選句と推敲の連続。俳句教室への道はまだまだ遠い。 <続く>





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Last updated  2022.01.22 11:05:56
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