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”演劇”的空間

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とも4768@ Re:キエフ・オペラ「トゥーランドット」(10/12) 私も今月27日の大阪公演のこのオペラを観…
2004.10.26
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カテゴリ:ウィーン
ウィーン滞在の最終日の夜。
ウィーン国立オペラ座の立ち見のオペラ観劇も板についたところではあったが、その日の演目が初回に立ち見した「リゴレット」であったため、別の劇場での観劇することにした。ガイドブックを眺めながら、どこの劇場にしようかと考えた。オペラ以外を見るのなら、フォルクス劇場やブルク劇場も考えられたが、やはり、ウィーンはオペラしかないと思い、「フォルクスオーパー」に行くことにした。「フォルクスオーパー」へは、私が宿泊したホテルに近い西駅から地下鉄U6で6つ目の駅で降り、すぐ前に劇場はあった。劇場には、余裕を持って1時間以上前に着いたが、まだ、人はまばらであった。国立オペラ座の時のように立ち見席を取るためだけに2時間前から並ぶような人はどうやらいないようだ。
劇場周辺をぶらぶら歩いて戻る。1時間前になると正装した人が次第に集まってきて、にぎやかになる。チケット売り場に行くと、チケットを購入している人が並んでいた。最後尾に並ぶ。といっても、5人くらいであった。直ぐに私の順番が来る。「フォルクスオーパー」の料金は、国立オペラ座の料金の半分程度である。一番高い席でも65ユーロである。今回は、立ち見席ではなく、座ってみる席を選ぶことにした。2階(ということは日本式では3階席なるんだけど)の3列目の右端の席で17ユーロだった。この料金ではいい席ではないかと思った。料金の高い席から、65ユーロ(以下ユーロを省略)、44、29、17、6、4、2、1.5。立ち見席は2及び1.5。
入場前になるとさすがに、正装した人が集まってくる。その中には、日本人(ほとんど女性だけど)もちらもら見受けられた。

さて、自分の席に行った。2階の3列目。行ってみると、意外にも、回りの席に空席が目立った。私の前には2列目に女性が一人と1列目に男性が一人。きっと開演時には席が埋まるのだろうなあ。と思っていたところ、実はそうではなかった。
開演のブザーがなると、一斉の人の移動が始まった。空いている”いい席”に競争で移動を始めたのである。私はしばらく躊躇していると、すこし髪の薄い男性から、手招きをされた。「こっちへ来ないか。いい席が空いているよ。」と言っている様で思えた。その男性の誘いに乗り、2階の1番前の席に移動した。その席の料金を後で確かめると、44ユーロであった。

そして、幕は開いた。
「La Traviata」が始まった。





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Last updated  2004.10.26 20:49:47
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