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”演劇”的空間

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2004.12.06
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カテゴリ:演劇
北九州公演
場所 北九州芸術劇場小劇場
日時 平成16年12月5日(日)14時開演
作・演出 土田 英生
出演 水谷健 、奥村泰彦、尾方宣久、金替康博、土田英生
客席は、ほぼ満員。空席があったのは当日来れなかった人がいた影響だろう。当日券も売れ出されていた。

約1年半ぶりのMONOの公演である。英国帰りの土田の第1作。
期待と不安の中での公演だった。前回見た「京都11区」は、女性2人の迫力、魅力がすごかっただけに、今回その2人が抜けて男性5人で芝居となったことに対する不安があったことは否めない。
そんな不安も、開演と同時に忘れさせてくれた。笑いの続きは、笑い。まじめに演じるほど、おかしい。それは、芝居の中で昔彼らの中ではやった「座っている状態を『立つ』、立っている状態を『座る』」というゲームに似ている。だから、おかしければおかしいほど、実は悲しみという表現なのだろう。
楽しさの中にジーンと来るものがある。そう表現したくなる芝居ではなかっただろうか。
土田がパンフレットのコメントで「様々な事柄をシンプルにしたいと考えています。・・・人間関係も出来る限りシンプルな感情で対処していきたい。・・・傷ついたり怒ったり、そして喜びを持ってこの芝居を創っていたと思います。幸いなことです。私が願っているシンプルさということはきっとこういうことです。・・」と言っています。
私も、今回の芝居=シンプルと言う言葉が、ぴったりというような気がします。シンプルがゆえに、男性5人が生き生きと演じていたような気がします。男性5人の各々個性が光る演技は、よかったです。

さて、今回の舞台ですが・・・
何と、お墓の中にある公園が舞台です。金替演じる智朗と奥村演じる関の前に、20年前に死んだはずの智朗の弟大介(水谷)と達郎(尾方)が現れます。智朗と関は、2人の登場が信じられないが、信じなくてはいけない状況になります。2人は、幽霊やお化けではないが、2人にしか見えない現実なのです。そして、2人にとっては、火事で死んだ達郎と大介を見捨てて逃げたと言う負い目があるのです。智朗も関も2人の出現を実は快く思っていません。
しかし、高校教師であり、卓球部の顧問である関は、部員の女子高生に手をつけ、それが学校にばれるところを大介に助けられます。一方、智朗も会社のお金をお金の使い込みと部下の不倫が会社の副社長にばれようとしたところを達郎と大介に助けられます。
そして、土田演じる野村が智朗と大介の監視役として登場します。野村は、「智朗と大介が、現実を変えたこと」に腹を立て、現実どおりにしなければ、2度こちらの世界に戻れないことを智朗と大介に言うのです。そして、2人は、智朗と大介から2度こちらに戻れなくてもいいのかと突きつけられるのですが・・






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Last updated  2004.12.06 20:08:27
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