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”演劇”的空間

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2005.12.04
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カテゴリ:演劇
ニットキャップシアター福岡公演「男亡者の泣きぬるところ」を観るため、福岡のぽんプラザホールに行った。
ぽんプラザホールは、キャナルシティのすぐ隣にあった。今までも何度かそのホールの前を通っていたのですが、演劇が出来る施設があるとは思わなかった。
100名少しの観客が入る小劇場。席もゆったりとして、照明がむきだし状態など、劇場の雰囲気は、下北沢のスズナリのような気がした。

さて、ニットキャップシアターであるが、HPでそのプロフィールが紹介されている。
「2004年、ごまのはえが「愛のテール」で第11回OMS戯曲賞大賞を受賞。 2005年には、「男亡者の泣きぬるところ」で新・KYOTO演劇大賞の金賞を・・・その実力が認められつつある。」
そして、「男亡者の泣きぬるところ」は、「芝居に楽器の生演奏、コンテンポラリーダンスを絡め、そのライブ感あふれる舞台にはリピーター客も多く来場。1000人を超える観客動員を記録した。」

こうした評判を見て、一度見に行きたいという思いが強くしての来福岡である。

始まって、すぐ演奏が始まる。和服姿の女性が演奏する。3人の女性が登場し踊りだす。あれ、ダンス系の芝居だったかな。と思わせるような、無機質な表情をした3者3様の女性のダンスに惹かれる。
そして、主役の2人が登場する。
何らかの事情で閉じこめられた二人の男性。
全く関係ない二人と思っていたところ、全く正反対の二人であると思っていたら次々と共通点が出てきて、お話がすすんでいく。
アフタートークで主演・演出・作のごまのはえさんが、青春をテーマにしているようなことを言っていた。
ごまのはえさんは、なんとなく阪神の掛布顔だなあって思いました。
もう一人の主役の大木湖南さんは、確かにゴリラ顔だよなあ。

楽器と踊りが上手く、演出されていたように思う。ストーリーは、イマイチ面白いって気がしなかったなあ。
芝居って、ストーリーではなく、体感するものなので、見終わった後での余韻が楽しめるものだろう。
主役の2人以外の陰の登場人物のほうが、美男美女って気がした。そこが演劇のすごさだろう。

ぜひ、違い芝居も見てみたい気がした。






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Last updated  2005.12.04 21:25:24
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