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カテゴリ:演劇
北九州芸術劇場 小劇場 2月11日午後3時~
「一話語るごとに一本ずつロウソクを消し、百話を語り終えて最後のロウソクを消すと、恐ろしい事が起きるという百物語。その百話目を語れなかった少年と、結婚を直前に自分には語ることが何もないことに不安を抱く男の物語捜しが始まり・・・・過去と未来が錯綜する奇想天外なストーリー。」 南河内万歳一座の芝居を見るのは、本当に久し振り。北九州や福岡に公演があるは知っていたが、なかなか行けなかった。以前見た芝居は、イムズで「夏休み」という芝居であった記憶がうっすらと・・空き缶が落ちるシーンが印象に残っているが・・・それが、南河内万歳一座の印象である。 2時40分過ぎに会場に着く。 なるべく中央の席に座ってくださいという係員の誘導に従い、前から4列目の席に座る。 3時に近づくにつれ、会場は次第に埋まっていったが・・・ 年齢層はまちまち。隣の席は、はじめて小劇場にきたとういう老女。子どもづれもちらほら。 弾幕には、いかにも手作りらしい趣向。 開演すると、先生と子どもがろうそくを囲んでいる。妙に騒々しく、なじめない。 そうこうする内に、ふんどしが会場の上を通りすぎ、二人の妖怪が登場し、騒然とする。 観客は、唖然とするも、笑いも・・ 場面が替わり、6畳の一間。結婚をまじかにしたカップルの会話。夫婦役は木村基秀、重定礼子。大家が内藤さん。 二人は、一本バラを廻り、口論となる。そして、男性の方が突然北海道に一人で旅行に行くという。 そこから、どたばたが繰り広げられる。 押入れから登場する父や伯父・叔母。窓から侵入する旅行会社の4人組。女性の体の柔軟さに唖然。 そして、そこにはスピーデイな会話があり、身体的な格闘があり、情景があった。 演出的には、少し前に見た唐さんの芝居と近いものを感じた。 夕日を浴びる主人公達の表情が印象的だった。 終わってみれば、はじめに登場した妖怪たちがなつかしい。 自分探し、物語探し。 自分の息子に語るべき101つ目の話。 そして、私たちが、次に見る物語は・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.02.12 11:23:48
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