「八月の六日間」
今朝もトレーニング出来る時間に目を覚ましたのですが、外は雨。ということで、7時過ぎまで2度寝。しあわせ~さて、夏休みに入ってから読んでいる本がこちら。八月の六日間 [ 北村薫 ]5つの話(山行)が収められた全270ページの本で、本を読みながら通勤している僕なら1週間と掛からず読了してしまうはずのものですが、通勤の無い1週間(九日間)では40ページしか進まず。汗先日ようやく、一番初めの話を読み終えました・・・嵩張るハードカバー本なので、通勤時には読んでなかったので。さて、第1話の「九月の五日間」では槍ヶ岳に登りました。僕も昔、登りました。調べてみると2005年の10月でした。このブログを始めたのが2006年なので、ここには記事はありません=データを引っ張り出してきてアップしてみるのもいいかな?さてさて。「八月の六日間」のほうですが、事件は起こりません。山に登って、降りる。そういう話です。山の中の話の合間に、仕事に追われる下界の話が挿入される。すると、山に登る気持ちが、すごく共感出来てしまう。「そりゃ、登らにゃね」という気になります。山岳小説としては笹本稜平が好きで、よく読んでいるが、あちらは事件・事故が欠かせない。こちらは、心あたたまる感動話がある訳でもないんだけれど、静かに惹かれます。ちなみに文庫本判はこちら。八月の六日間 [ 北村薫 ]・・・「この本は、文庫本にはならないんじゃないか?」なんて思っていたところ、ちょうどブックオフで見掛けたのでハードカバー版を買いましたが、その直後に文庫本判が。