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みなさんご存知のように、元厚生事務次官などの旧厚生省の幹部がテロリズムの標的となっているという見方が有力になってきています。
亡くなられた方々にはお悔やみ申し上げます。
歴史が証明しているようにテロリズムでは、政治は良くなりません。政治体制そのものではなく、一般の民衆に恐怖を植え付けるだけで、目的を達成することはできません。
旧厚生省や社会保険庁による組織ぐるみの犯罪と元事務次官の責任とに直接の関係があるか否かは分かりませんが、この問題とテロリズムを一緒にして考えることはできません。
この事件を耳にして、私がまず感じたことは、日本もこのようなテロリズムが起こるような状況になってしまったのだなということです。
政治の腐敗を正すとの大義名分で決行された二・二六事件。
背景には金融危機もありました。
あの時代に戻ってしまったのかと。
日本の専守防衛に異議を唱える航空幕僚長がいて、世界的な金融危機を迎えている中で、セレブ総理大臣が迷走し、将来をめちゃくちゃにされた年金被害者の方々の苦しみの声が聞こえてくるという現在の状況。
私が好んで使う言葉。
「歴史は繰り返す」 -The history repeats itself-
昭和初期から100年も経っていないのに、またこのような時代がやってきたのでしょうか。
二・二六事件の後、日本は軍部が絶対的な権力を握り、あの多くの人々の命が失われる戦争へと突き進んでいくことになります。
悲劇的な戦争の終結した後の日本復興に大きな役割を果たした故吉田元総理の孫が総理大臣になったとたんに、あの暗い昭和初期の時代が再来するとは歴史とはなんとも皮肉なものです。
年金問題など厚生労働省に対する批判と不満が何ら解決していない時に、財界のドンが吐いた言葉。
「あれだけ厚労省が叩かれるのはちょっと異常な話。正直言って、私はマスコミに対して報復でもしてやろうかと。スポンサー引くとか。」
そして、この言葉により、腰が引けたテレビ局をはじめとする多くの巨大マスコミ。
このことは、今回のテロリズムと無関係なのでしょうか。私は・・・・・・・。
-つづく-
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代表 経営コンサルタント
水野敦之
社会保険労務士 小河美里 BLOG
みぃたんの「ちゃんと社労士やってます!」 ※'08.11.19更新