テーマ:鉄道(22169)
カテゴリ:中年鉄チャンの鉄道ニュース
3日ぶりです。また鉄道の話題をお送りします。さて、JR線で走る急行列車はもはや貴重な存在ですが昼間走っている急行がまだあったんです。岡山と津山を結ぶJR津山線の「つやま」1往復がそれですが、この「つやま」が来年春のダイヤ改正で廃止されることになりました。
「つやま」は1997年それまで岡山~鳥取間を走っていた急行「砂丘」の廃止に伴って沿線自治体の要望で誕生しました。しかし、津山線には1日6~7本快速が走っていますが「つやま」はその快速と停車駅が1つ少ないだけで車両や座席は快速と変わりなく、乗るには急行料金730円が必要になるため利用者からは「ボッタクリ急行」と批判が出ていました。そこで沿線自治体はJR西日本に「つやま」を廃止して快速列車の増発を要請していましたがこのほどJR側が自治体の要請を受け入れ「つやま」は廃止されることになり、これで昼間に走るJRの急行は姿を消すことになります。 かつて中距離移動の花形として全国津々浦々を客車、気動車、電車とバラエティに富んだ車種と民鉄への乗り入れなどで話題に事欠かなかったのが「急行」列車でした。しかし、相次ぐ特急格上げや逆に快速などに格下げ、並行する都市間バスの競争にさらされて段々本数が減ってきて来年春の「つやま」廃止で昼行の急行がなくなります。ちょっと寂しい気がしますがこれも時代の流れなのでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.11.03 11:41:09
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