テーマ:鉄道(22166)
カテゴリ:中年鉄チャンの鉄道ニュース
東京メトロは今月29日(土)に有楽町線と副都心線のダイヤを改正します。 主な改正点は有楽町線を走る準急列車の運転を縮小して11時から16時代までの運転にして大幅に運転本数を減らすことです。通過駅となった地下鉄成増や要町駅の利用者から運転間隔が広がってしまって利用しずらくなった、との不評の声が多かったためです。また、東武東上、西武池袋線から有楽町線に乗り入れる準急列車は全廃され全列車各駅停車に変更されます。有楽町線準急は和光市~ 新木場間のみの運転となり、副都心線開業に合わせて有楽町線の郊外区間に通過運転の列車を設定して利用者へサービスしよう、という東西線に似た施策は有楽町線では事実上失敗しました。有楽町線の場合、郊外部も沿線の開発が進んでおり、どの駅のそれなりに利用者があるうえ通過駅になってしまって電車の止まる本数が減ってしまうと周辺にバス以外の交通機関がないので住民サービスが低下すると企業イメージの低下にもつながりかねないことを考慮したのでしょう。それに通過運転をしても地下区間に新たに待避設備を設けるように駅を改造することは困難なため目だった時間短縮も期待できないし、小竹向原駅などで副都心線との連絡や種別変更などで混乱を招くくらいなら確定にしてしまったほうがいいのかもしれません。しかし、鳴り物入りではじめた有楽町線の通過運転が半年ちょっとで失敗するというのは、なにかダイヤ作成に問題があったといわざるを得ません。もう一度ちゃんとダイヤを組みなおして通過運転を復活してほしいものです。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.11.14 11:27:14
コメント(0) | コメントを書く
[中年鉄チャンの鉄道ニュース] カテゴリの最新記事
|