MEGU＊STYLE

２０年くらい前から、急に登りたくなった富士山。
日本一シリーズとして過去に「琵琶湖をママチャリで１週する」という事にチャレンジして、２日間で２００ｋｍを走りきったことがある私。そりゃあ富士山にも興味津々、いつかは・・・と思っていた。

６クマも９歳になり、体力・持久力もあるし、それに夏休みの自由研究に使えるのではないか？？？という事もあって・・・この夏にトライ☆しようと計画。
フエーさんは過去に３度ほど登頂した経験者なので安心なのであるが、私は山登りは得意なほうだとは思うけれど、６～７時間もかかる登山経験はないし、それに３０００ｍ級の山も初めてなので、高山病にならないかどうかも不安。

まぁ登ってみないとわからないな、と荷造りを始めた。


それぞれのザック・帽子・登山靴をセット！フエーさんが雨対策でジップロックを買ってきてくれたので、雨具、お菓子、お茶、タオル、防寒着などの荷物を小分けにザックインしました。これで多分、大丈夫。

フエーさんの計画では、前夜に車中泊をして翌朝から登山し～その日のうちに下山する日帰りアタック。
登山ルートは樹林のある「須走ルート」をチョイス。

８月の２０～２１日か２７～２８日のどちらかの土日に行こうと計画していたのだが、２７～２８日の天気予報が良くないようだったので、曇り予報の２０～２１日に行こうということになり・・・・


◎８月１９日（金）

２０日の朝１番から登るために、
前夜の１９日は早めに夕食を食べ、風呂に入り、２０時半に出発。
２２時半に車中泊をする「道の駅すばしり」に到着。
同じ予定の人もいるのか、３０台ほどの車が停まっていた。
私たちはそれぞれに眠り始めたけれど、熟睡は出来ず。まぁ想定内。


◎８月２０日（土）

朝５時のシャトルバスに間に合うように、奥の須走多目的広場の駐車場へ移動。まだ薄暗いけれど、天気はまずまず。



無事に５時発のバスに乗車し、
須走口五合目へ。

朝１番のバスなのに
座席はいっぱい。

やっと登山口のある
五合目に到着し、
気合が入るぜ！


●５時３０分：バス到着


登山入り口で「富士山保全協力金」を払ったのだけど、そこで、
「台風が接近しているので８合目までしか登れないらしい」という情報が耳に入ってきて、唖然。
「まじで。昨日の天気予報では何も言っていなかったのに、いつの間に台風がきたんだ！しかも８合目までって中途半端だよね。さぁ、どうしよう。ムムム・・・」
しかし、すでに登山口に立っているのだ。これは行くしかない！とＧＯを決断。




●５時４５分：５合目
（２０００ｍ）須走口出発



二人から登るのが
少し早すぎると注意を
受ける私。
気ぜわしくなっているのか
先を急いでしまう。

この登山道は
確かに樹林が広がる
爽やかな道だね。






しかし
１時間歩いたところで
小雨が降ってきたよ。

レインジャケットや
ポンチョを着て
対策する。




●７時：新六合目（２４５０ｍ）到着
新六合目るあたりから雨は本降り。道は雨水が川のように流れている部分もあり、困った状況になってきたぞ。それに６クマが頭が痛いと言い出してきたけれど、大丈夫かな。




●７時４５分：六合目
（２７００ｍ）到着


雨は継続的に降り、
レインウェアを
着ていても不安な感じ。




それに６クマがとうとう限界にきたようで・・・ボンヤリした(↑）表情がやばい。フエーさんストップがかかり、すぐに下山することになった。




●８時２０分：
下山するほどに
元気になる６クマ

雨はどんどん強くなる。
でも６クマは
だんだん元気になる。

やっぱり高山病だった
のだね。でも
軽度でよかった。
足取りもしっかり
していて安心しました。




●８時３５分：新六合目で休憩

お昼に食べるはずだったおにぎりを食べ始める私たち。あっちもこっちも、もうどこもかしこもびちょ濡れだよ。でも食べられるくらいになった６クマの回復は早い。


●９時：下山道の砂走りに入る

雨で砂も舞い上がらず、しっとりドロドロ状態の砂走り。適度な斜面で下りやすかったな。

●９時３０分：５合目須走口に戻る

登山開始から約４時間で初富士山トライは終了。まぁみんなが無事であることが１番なので、残念な気持ちもあるけれど仕方なし。それに８合目まで登れたにしても、話では今日登頂できたかははてな？だしね。


バスが到着するたびに登山者がたくさん登って行ったけれど・・・みんな無事に登れたのかな？
５合目も雨が降っていたけれど、バスで駐車場に行くと雨は降っていなかった。あんなに強く降っていたのに嘘のような光景だったよ。


濡れた服や靴、荷物を下して、ホッと一息。
帰りは再び「道の駅すばしり」に寄って、お土産や足湯をして帰った。


いやはや、今回は残念だったなぁ。
フエーさん的には、私が先を急いで速足になってしまったことも高山病になった原因ということだったので、ちょっと反省。

これは絶対に来年、リベンジ登山するぞ！
山小屋利用なども検討しながら、今度は必ず登頂してやるぞ！
今から１年先が楽しみだ☆