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テーマ:サッカーあれこれ(19851)
カテゴリ:イラン代表
U-23代表監督レネ・シモンエスはアジア大会を前に行うブラジルキャンプに25名を召集した。
メンバーは以下の通り。 Mehdi Eslami Ali-reza Haghighi Mohsen Arzani Sheys Rezaei Mehdi Chamanara Jalal Hosseini Pejman Montezari Jalal Akbari Saeed Chahjoei Maziar Zareh Mohammad Nouri Mehrdad Pouladi Khosrow Heydari Behshad Yavarzadeh Mohsen Yousefi Ehsan Khorsandi Mohammad Gholamin Milad Nouri Milad Mir-torabi Esmaeel Gharavi Adel Kolahkaj Hanif Omran-zadeh Farhad Alekhamis Hossein Mahini Mohsen Forouzan 先日発表したメンバーから6名が落ち、1名が加わっている。 OUT:Sasha Makani、Mehrdad Oladi、Nader Ahmadi、Saeed Daghighi、Hojat Chaharmahali、Esmail Karimian IN:Mohsen Forouzan ぱっと見でナデル・アーマディ、チャハルマハリ(フーラド)とダギーギ(サバ)が外れたのは意外だがモンタゼリ(フーラド)が入っているためACLとの絡みなのかは不明。彼らはシモンエスの故郷で地元チームと20試合の武者修行を行う事になる。 実はここ数日、チーム・メッリがドイツで無残な敗退を喫してから目まぐるしい変化が起こっている。IFFの会長モハマッド・ダドカンが更迭され、暫定の会長としてキウマルス・ハシェミ(Head of Championship Sports Promotion Center)が就任。 ![]() 一時期噂にのぼったマイェリ・コハン(元代表監督、五輪監督、サイパ、ペイカン監督)やアンサリファード(ピルーズィ会長)の就任は見送られたようだ。 ![]() ![]() そしてドイツに代理としてアハマディネジャド大統領が送り込んだモハマド・アリアバディ副大統領はTarbiat badani(体育庁、PEO)の長官に就任している。 ![]() この流れが何をいったい示しているのか。イランのフットボールはまたしても政治の道具と化してしまうのか。これ以上自分がフットボールに関わることが、イランサッカーの後退につながる事など彼にはどうでもいい事なのかも知れない。連日繰り返されるチーム・メッリの耳をふさぎたくなる様な噂と相まって、いい加減辟易するような話題ばかりだ。そんな危惧を抱いている時に新たな信じがたい話題が飛び出した。 ![]() 次期監督候補にアリ・ハーンが有力視されるなかレネ・シモンエスがアジアカップ予選をU-23代表で戦わせてくれと言うのだ。シリア、台湾、韓国と決して侮れないフル代表を相手に無謀な申し出をしたようだ。しかしTarbiat badani(体育庁)はこのブラジル人監督の申し出を検討していると伝えられている。ただでさえ費用のかかるブラジルでの長期キャンプを行うことが決定した事に驚いたが、もしこれさえも受け入れられれば、シモンエス一人の意思とはとても思えないのである。 ![]() ただ、冷静に見れば予選のみをU-23代表で戦い(本選はA代表で)2008年の五輪に備えたいということか。勿論2010年南アフリカW杯の主力になるであろう五輪代表でシモンエスが成功を収めれば、自然と次期イラン代表監督の座は近づく事になる。テイモリアンやショジャイーを見事に育て上げ、ドイツに送り込んだブラジルの名将が五輪代表監督で終わるつもりは無いだろう。 ![]() ただこの様々な人間の思惑やしがらみがイランのフットボールを取り巻いている状況では、いかなる成功をも掴むことは難しそうだ。2010年でのリベンジの為にはチームが一つになり、組織が、国民が一つにならなければならない。それでもキングが退く事がイランサッカー再興のきっかけになる事は間違いない。そしてここ最近、傲慢な噂が流れるアリ・キャリミが第二のキングにならない事を祈るばかりである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.06.28 22:37:24
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