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テーマ:サッカーあれこれ(19843)
カテゴリ:イラン代表
背番号6を背負いスタメンに名を連ねたハメド・カヴィアンプールは相も変わらない積極的なプレーを敵地で披露した。インタートト杯、移籍したトルコのカイセリ・スポルと、どちらの意味においてもカヴィアンプールにとって重要な初戦となったハンガリーのFCショポロンとの一戦は両者20本近いシュートを打ち合っての3-3の壮絶なドローゲームとなった。前半早々PKをトルコ代表ストライカー、ギョクハン・ウナルが叩き込み先制すると終了間際にも追加点を挙げて2-0で前半を締めくくる。後半開始早々に1点を返されるものの、またしてもウナルのポストプレーからトプズがミドルを叩き込み3-1とホームチームを引き離す。しかし、ここからショプロンが底力を発揮し2点を返し意地のドローに持ち込み初戦を終えた。ショプロンの3点目はカイセリ・スポルのGKがあまりにもお粗末なファンブルで同点弾を許してしまった事が悔やまれるが、敵地でアウェーゴール3を奪ったことは次節に向けて有利な状況だと言える。ハイライトを見る限りではカヴィアンプールの動きは切れており、積極的なプレーで80分プレーした事はデビュー戦としては成功と見て良さそうだ。トルコ各誌の評価も平均点(5)から(7)とまずまずの評価を得ている。ポジションとしては若干上がり気味のボランチの位置でプレーしたが、これからも攻守両面で存在感を発揮してくれそうだ。また同僚の点取り屋のウナルの動きが際立っており、この試合でもカヴィアンプールからの素晴らしいフィードに鋭く反応し、ゴールを脅かしたプレーが見られたが両者の連携が成熟すれば、ウナルが公言した「35得点」も現実味を増すだろう。カイセリ・スポルは1週間後ホームにショポロンを迎える。なおショポロンに昨季まで在籍したルイジ・サルトル、ジュゼッペ・シニョーリは残念ながらチームを離れる決断をした為、大物との対決は実現しなかった。 この試合の詳しいスタッツ、画像、ハイライト動画はこちら。 一方、残念なニュースをひとつ。ブラジルキャンプを予定していたシモンエス率いるU-23代表だったが、8名のパスポート取得が間に合わずキャンセルとなった。 AFCニュースより かなりの強豪クラブとの練習試合を組んでいただけに、是非とも素晴らしい経験を積んできて欲しかったのだが。それにしてもイランのこういった不手際はあまりにも多く、関係機関ももう少し迅速に柔軟に対応して欲しいものだ。イランらしいといえばそれまでだが、ピッチ外のマネージメントの拙さが選手達の成長を阻むような事はあってはならない。IFFの会長のクビをすげかえた早々にこれでは、何も変わっていないと言われても止むを得ないだろう。そこらへんを彼らはどう改善するつもりだろうか。 追記:先日発表されたU-23代表25名にオーバーエイジ組のネコーナム、ルードバリアン、さらにW杯出場コンビのショジャイー、テイモリアン、カービィ、ボルハニそしてダギーギ、アリ・アミリ、オラーディの合計9名が追加召集。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.07.03 04:06:33
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