テーマ:笑いの音楽(85)
カテゴリ:音楽
映画で女の子が悪い奴らに襲われる。ドアを開けて逃げようとしても間に合わない。ところが、そのドアが勝手に開いて……入って来たのはギターを抱いた渡り鳥。一瞬あっけにとられる悪人達……渡り鳥、すなわち小林旭が、例の甲高い声で歌い出す。
♪ ヤーレンソーラン ソーラン ソーラン ソーラン ソーラン はいはい…… ワッと笑ったら、周りの大人に怒られた。悪い奴に囲まれた緊迫したシーンで笑うとは何事だ……というのである。純粋な私は、やっぱり笑わずにはいられない。笑うと周りの顰蹙を買う……とうとう映画館に行けなくなった私です。 そう言うわけで、一人で笑うために小林旭のCD持っています。 「恋の山手線」、駅の名前を順に織り込んで恋を歌うのです。柳亭痴楽の名文句と半分は同じ。でも飛んでる駅があるのは今とは駅の数が違っているのかも。すると、痴楽よりも前なのかしら。 「自動車ショー歌」、これも同じようなネタ、車の名前を並べた洒落。 変なのが「宇宙旅行の渡り鳥」。「ちっちゃな地球に 住み飽きて」宇宙へ飛び出すのですが、歌の調子は正に「渡り鳥」以外何者でもないのです。歌の最後の「渡り鳥」に妙に力が入っているのが笑えます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.10.06 21:48:27
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