カテゴリ:音楽
「さて、一昨日の話題じゃが、この日のメインは、渋谷で行われたMODEAの演奏会」
「もであって、おなじみのグループで」 「平仮名でしゃべるな、発音もモーデアが正しい」 「イントネーションがおかしくありませんか」 「読んでる人は分からないだろうな……」 「さて、右の写真は」 「パーカッションの一丸聡子ちゃん!」 「相変わらず楽しそうにやっていますね」 「ところが、彼女の演奏中の顔を見ていると、真剣な表情の方が多いのじゃ。写真ではなかなかいい笑顔が撮れない」 「図々しい大家さんだから、笑顔を作れって言ったんでしょうね」 「それがやっぱり演奏から生まれる自然な笑顔がいいのじゃ」 「大変なんですね……続いて左が」 「作曲とピアノの小杉沙代ちゃん」 「どんな曲です」 「彼女らしいなって曲が多い。悪い言い方なら、前のアルバムと似た曲もある。しかし、クラシックの作曲家は初めて聴く曲でも、あショパンだ、あモーツァルトだって分かる」 「個性ってことですか」 「そうじゃ。似ている雰囲気があっても、新鮮さを感じるのじゃからいいじゃろう」 「彼女も楽しそうですね」 「楽しい曲は、演奏している者が楽しまなければ、聴いていて楽しくない。客席では手拍子打ったり踊ったりするのはわし一人だったが……」 「また、迷惑かけていますね」 「やはり後半になると、足でリズムをとったり体を動かすノリノリの人も増えていたのは間違いない」 「そういう作品なんですね」 「そして右がヴァイオリンの石橋尚子ちゃん」 「弓で顔が半分になっていますよ」 「しかし、躍動感があって一番カッコいい写真じゃから、彼女も許してくれるじゃろう」 「やっぱりこの3人で演奏すると、ヴァイオリンが中心でしょうね」 「そうじゃな。大事なメロディラインを担当するのじゃから」 「それで曲は」 「今度のアルバムのタイトル『Clarity』、『Sunday Sunday』というすでにテレビなどでおなじみの曲、『Kagayaki』では拍手が鳴りやまなかった。それから前のアルバムからおなじみの『Romantic White』。『Destination in STAR』は演奏する度にアドリブが違うし、CDよりも迫力があって素晴らしい……こっそり録音しておくのじゃった」 「わがまま大家だね」 「さて、後はサイン会。実はこの後まだ他での演奏があるそうで、大慌てだった。無理矢理に写真は撮ったが……」 「やっぱり迷惑かけている」 「サインはいずれ公開することとして、写真は聡子ちゃんとのツーショット」 「手が……」 「気づいたか……彼女がチョキを出していたのでグーを出したら、撮る瞬間にパーに代えてしまった……実は卑怯な娘じゃ」 「しょうがない大家さん!」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.04.27 07:48:12
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