名作落語大全集

「ええ、作曲家の名前を五十音順に並べて……要するにＣＤを整理しようという……」
「はい、『は』で始まる作曲家の名前が、前回までに２３人でした」
「その続き。
２４：橋本国彦（はしもとくにひこ）1904～49
　交響曲、「変奏曲とフーガ」などいくつかの作品……まあ一応日本を代表する作曲家の一人ですから。
２５：パスカル（Ｐａｓｃａｌ）
２６：ハスラー（ＨｏＢｌｅｒ）1564～1612
２７：バダルチェフスカ（Ｂａｄａｒｅｚｅｗｓｋａ）
　幼い頃に作った１曲だけで音楽史に残った作曲家……まあ、実は他にもう１曲だけ作曲している。
２８：八村義夫（はちむらよしお）
２９：ハチャトリアン（Ｋｈａｃｈａｔｕｒｉａｎ）1903～78
　『ガイーヌ』と『スパルタクス』、自作自演を２種類持っている。それぞれがハイライト版だが、選曲が違うので捨てられてない。『スパルタクス』は全曲版３枚組が出ているが、これは手に入れていない。
３０：バックス（Ｂａｘ）1883～1953
３１：バッツィーニ（Ｂａｚｚｉｎｉ）
　ヴァイオリンの名手というが、作品は取るに足らぬ小品ばかり。「妖精の踊り」は誰でも知っているだろうが、他に幾つかの作品が存在」
「さて、百人一曲に残すとしたら……」
「ハチャトリアンの『ガイーヌ』になるかな……『剣の舞』なんか誰でも知っている名曲……わしは本当は『スパルタクス』の方が好きなのじゃが」
「はい、『乙女の祈り』とか『妖精の踊り』は」
「これだけって作曲家だからなあ……まあ、百人に足りなくなったら考えるかな……」
「さて、続きへ行きますか」
「次はバッハの一族になる。これはまた次回」