名作落語大全集

「さあ、大物ブラームスが終わったから、どんどん行こう」
「参りましょう」

ブライアン：陽気な粉屋・ヴァイオリン協奏曲・交響曲第１８番
「タイトル通りの明るい作品。ヴァイオリンはビゼンガリエフ」

フランク：前奏曲・コラールとフーガ
「ブラームスのピアノ四重奏曲とのカップリング」
「そこで紹介しました」

フリードリッヒ２世：フルート協奏曲・シンフォニア
「これは息子がドイツ留学した時の土産。フルートの曲じゃカラプロイセン王じゃな……フルート演奏がマンフレッド・フリードリッヒとなっている。ハルムート・ヘンヒェンとＣＰＥバッハ室内楽団」

ブレイナー編曲集
「グラナドスの詩的なワルツ集、ビゼーのカルメン協奏曲。カルメンもアレンジするのに人気の作品じゃなあ」
「多いですね」
「ギターと管弦楽のための作品で、クラフトのギターじゃから、文句はない」
「はい」
「ということで、『ふ』で始まる作曲家は以上で読み終わりといたします。尚、ファリャ、フォーレ、フランセ、ブリテン、プロコフィエフは、もちろんのこと、自作自演に分類しております」