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ぢい散歩39「三鷹から吉祥寺」:その4「吉祥寺美術館」
「ぢい散歩、三鷹から吉祥寺まで歩いて参りました」 「午後の予定があるので、ちょっと急ぎ足じゃったな」 「バス使えばいいのに」 「お昼はビルの中の食堂で蕎麦と山かけ丼。御飯がちょっと硬いかな」 「はい、どうでいいグルメ情報」 「さあ、最後の目的地吉祥寺美術館へ参りました」 「参りましょう」 「佐藤真生の家 HOMEという展覧会」 「暖かみのある家ですね」 「こちらはぴっかぴかの一年生」 「真っ白」 「これからどんな色に染まるのじゃろう」 「はい、そこまで考えますか」 「まあ、その他、常設の作家、浜口陽三、萩原英雄はお馴染みなので省略」 「毎回のことですしね」 「イベントに参加、今回は手拭い作り」 「これは印刷ですか」 「本来はシルクスクリーンで、何枚も同じ絵柄の物が出来る。ここでは画用紙を切って、一期一会の作品に挑戦」 「大変ですね」 「寄席の紙切りの気持ちが分かるね」 「それほどの物は作れない」 「さあ、うまくいくかしら」 「ほとんど同じ写真だね」 「はい、完成」 「うれしそうだね」 「こちらが完成した手拭い」 「扇子ですね……落語ですか」 「鉛筆で下書きし、切るだけで2時間以上掛かった力作。2枚作るのに3時間だから……」 「もう1時間ありませんよ」 「だから、今度は大胆に、大きな絵柄で……」 「ビールと枝豆か……こちらも大家さんらしいね」 「いやあ、影絵画家の藤城清治さんの気持ちが分かるね」 「比べるのは失礼でしょう」 「とまあ、そんな具合で、予定通り今回のぢい散歩はおしまい。前回のぢい散歩の報告を見て、日本橋のウルトラセブンやアートアクアリウムを見たいという人がいらっしゃったので、神田まで移動、会場へ案内しました。ウルトラセブンは招待券をプレゼント」 「無事終了ですか」 「歩いたのは万歩計で13250歩、9.1キロと記録されている。交通費は三鷹までと吉祥寺以降は自費。本文中は無料。神田まで行った人は380円。木戸銭は手拭い作り参加費が1000円。アートアクアリウムも行った人は1000円。昼食800円。太宰は無料、山本と動物園は割引、吉祥寺は手拭い作りに参加すると美術館は無料……食事まですべて込みの合計で2000円頂戴しました。後はお土産じゃが、太宰治の記念誌など……本当は1750円」 「ここでも迷惑を掛けていましたね」 「はい、これをもって報告を読み終わりとします」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.08.12 19:01:31
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