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「ぢい散歩、浅草に別れを告げて、千住方面へ向かいます」 「はい」 「鷲神社、飛不動を経由して、一葉記念館へ」 「これも毎年お馴染みのコースです」 「こちらも昨年と同じものをやっているので省略」 「全部省略だね」 「で、このまま三ノ輪へ向かったが、梅林寺に河東碧悟桐の墓を発見」 「へえ」 「梅の花が咲いているかって名前にひかれて入ったら、思わぬことになった」 「はい……で、梅は」 「あったが小さいので……」 「また省略」 「さあ、常磐線を超えていよいよ千住じゃ」 「写真は」 「お馴染み円通寺の黒門」 「今日はアップですか……穴だらけですね」 「幕末の上野の戦争で彰義隊の死骸をこちらで片付けた。それで、上野の寛永寺が公園になった訳じゃが、その黒門がこちらに贈られた」 「その戦争の跡なんですね」 「ここは嘉展ちゃん事件でしたいが発見された所じゃ」 「へえ」 「さらに北、南千住駅から出た所にある素盞雄神社」 「お雛様ですね」 「ここはいつもは絵馬が並べてある」 「へえ」 「千住大橋を渡る。こちらが芭蕉の碑」 「これもお馴染みだなあ……こちらには芭蕉の句碑がいくつもありますね」 「さっきの素盞雄神社にもあり、あと4つはあるが、今回は省略」 「今回は全部省略」 「こうして石洞美術館へ参りました」 「ああ、疲れた」 「仏教の来た道と題して、インドからの地域による違い、時代による違いなど、素晴らしい展示じゃった」 「花祭りの直前、4月6日までやっています」 「わしが面白かったのは、仏陀の一生を追った作品じゃな」 「へえ」 「こちらは奥の細道旅立ちの像」 「これもお馴染みですが、先ほどの芭蕉句碑には数えません」 「これからやっちゃ場を通る」 「これもお馴染み」 「お馴染みばかりじゃ何だから、円楽というお店」 「あれ……落語関連ですか」 「字は円楽じゃなくて鳳楽じゃなあ。円生は諦めて円楽をねらっているのじゃろうか」 「そんな……」 「ということで、無事北千住駅まで到着」 「このラッパは何です」 「時刻には演奏が始まるのじゃが、近くで見られない」 「え……どうして」 「一番よく見える場所は喫煙所になっていて、とても子供を連れて行けないのじゃ」 「へえ」 「とまあ、それで今回のぢい散歩はこれでお仕舞い。 歩いたのは万歩計で23500歩、19.6キロと出ている」 「それがたった2回で終わりました」 「使ったお金は展覧会のグッズが1650円。池波正太郎の画集。昼食代が420円」 「安上がりだこと」 「ということで、ぢい散歩読み終わりといたします」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.03.21 06:01:18
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