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「アベさんは、自衛隊を『わが軍』と発言した」
「大きな問題にはならないんですね」 「集団的自衛権が論議されるが、戦争はしないという」 「はい、後方支援だけですね」 「戦争に加わるのではなく、支援だけなので今までと変わらないという説明」 「そうですね」 「では、なぜ法律を代える必要があるのじゃ」 「あれ……」 「民主党が歴史を知らないと批判していた」 「そうなんですか」 「これまで海外派遣は行ったが、平和活動だけだったじゃないかと言うのじゃ」 「まあ、そうですね」 「実際には自衛隊員は亡くなっている。休暇が与えられた時に、爆弾で死んだというのじゃ」 「休暇中だから戦闘で死んだわけではないというんですね」 「わしの務めていた職場でも、海外出張があって、2週に1日くらいは休みがもらえる。万一そこで事故に逢っても、出張中の事故ということになる」 「派遣されていて、そこの戦争で死んだのに、休暇中だから関係ないって言うんですねえ」 「そして、今回の国会の論議でも、海外に出て行く数は増えるが、今までよりも安全になると言い切った」 「どういうことでしょう」 「神経を疑うなあ。アベ総理はポツダム宣言を読んでいないと言っていたが、数年前の雑誌では、ポツダム宣言について、あんなものは原爆で脅されたところへ押し付けられたものだと語っている。ポツダム宣言が日本に伝えられたのは7月中だったので、原爆よりも前なのは常識」 「はい」 「まあ、なぜ必要なのか、実際に何が代わるのか、説明が出来ていない。日本人でさえ、戦争が出来るようになるという意識しかない。今までの状態で70年の平和を守って来た、こんな国は他に例がない。国会の答弁のような変化がないのなら、法を代えてまで行う必要はない」 「何をしたいんですか」 「最初に行った、『わが軍』が欲しいのじゃろうなあ。英語ではMyを使っていたから『我々の』でなく『私の』という雰囲気じゃからなあ」 「ということで」 「まあ、数の論理で、このまま行っちゃうだろうから……日本国民はほぼ納得しているようですが、わしはどうも……という話題でした」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.05.22 19:40:12
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