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「集団的自衛権について論議しているが……」
「やってますね」 「野党が、自衛隊が危険になるという質問に対して、これまで以上に安全になると答弁した」 「はい」 「まずこれが理屈に合わない。今度の法案改正によって、危険な地域に行く可能性も増すのだから、危険は増えるはずじゃないか」 「そうですねえ」 「それが、今までは普段はいかないことになっていて、何かあった時に突然行けって言われるから、心の準備もできていない、これからはちゃんと準備をしているから、より安全になるのだそうな」 「本当ですかねえ」 「無理があるなって思っていたら、昨日の会見で、野党の質問は木を見て山を見ずという質問だと言い出した」 「どういうことです」 「国民の安全というのが大きな問題で、それを守るために自衛隊が出動するのだから、自衛隊員の危険を問題にするのがおかしいというのじゃ」 「ああ、まあ、そうですねえ」 「理屈は合っている。しかし、それをなぜ国会の答弁では答えずに、別の会見の場で野党批判として飛び出したのか……」 「なぜです」 「ふと思いついたからじゃろう。他に何がある」 「あら……つまり、国会の答弁では考えていなかったけれど、後から思いついた答えだって」 「そういうこと。国会では、今までと大きく変わることがないから、危険度が増すことはないって説明もしていた」 「そうでした」 「それなら、なぜ法律を変えるのか……まったく説明されていないぞ。アベさんが戦争をやりたいだけじゃないか」 「我が軍と言う人ですからねえ」 「まあ、今更、愚痴になるが、こういう政権を選んだのは我々。軍国主義になっても仕方がないとは思うのじゃが」 「あきらめないで行きましょう」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.05.26 10:58:54
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