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「さあ、東京国立博物館……今回は平治物語絵巻を」 「ほう」 「保元の乱で源平は身内で戦ったが、残った源氏と平家が対立する訳じゃ」 「はい」 「清盛方の公卿は三種の神器の一つ、神鏡を持ち出そうとするが、義朝の郎等に止められる」 「緊迫感のある場面ですね」 「義朝らが警固する中、二条天皇は女房姿に変奏して内裏を脱出」 「追手」 「六波羅の清盛邸へ向かう二条天皇」 「出迎えの人々」 「すごい構図ですね」 「気付いたね。ずっと続き絵になっていて、物語を追って見るようになっておる」 「素晴らしい」 「とまあ、こんな感じで……本当は浮世絵なども紹介したいが」 「毎度のことですからねえ」 「東京都美術館の二科展、不忍池から清水様へといういつものコースで……省略」 「適当ですね」 「歩いたのは万歩計で13333歩、10.8キロと出ている。 使ったお金。木戸銭は全て招待。お土産の絵葉書などが1240円。昼食が290円」 「ケチだってのはよく分かりますね」 「以上で上野の散歩、読み終わりと致します」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.06.30 10:00:09
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