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「さあ、鹿島の旅もいよいよ佳境」 「はいはい」 「さて、奥の院まで戻ると、そこに芭蕉の句碑があった。 此松(このまつ)の実生(みばえ)せし代や神の秋 この松がようやく生え始めた神代の頃を思うが、ここは今でも神のまします秋であることよ……くらいの意味じゃろうなあ」 「ほう」 「御手洗の池」 「見事な木ですね」 「湧き水。最初に紹介したお酒はこの水で作られる」 「はい」 「ということで、鹿島神宮はおしまい」 「帰りましょう」 「何を言うか。大切なことが残っておる」 「え……」 「造り酒屋を見学じゃ」 「あらら……まだ飲むの」 「あやめ園で3杯、鹿島神宮で2杯だけじゃ」 「ここでは」 「5杯」 「多いでしょう」 「造り酒屋では1合ずつ、他は半分じゃから、大した量ではない」 「そうですかあ」 「愛友酒造、結局3種飲み比べセットと、原酒をその場で詰めた物をいただいて……」 「どうするんです」 「帰ってゆっくり飲もう」 「まだ飲むの」 「今回のOK散歩はこれで読み終わり。 歩いたのは万歩計で13500歩、10.4キロと出ている。 使ったお金。木戸銭は全て無料。お酒に2500円、昼食800円、お賽銭が100円」 「お酒は豪勢に買うのね」 「ということでまた次回」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.07.13 19:45:34
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