名作落語大全集

「アベは、党首討論やってる暇はないと言っていたが、流石にテロ事件を受けて北海道行きを中止して帰って来た」
「はい」
「ところで、スガ官房長も応援に出ていて、実は今回のテロの情報が入った時に誰も司令官がいなかった」
「あら」
「まあ日本人がいるかどうかも分からないからいいだろう……ということでもあるまいが、前日に日本人がいることが分かったが、会見は深夜だったじゃろう」
「まあ仕方ない部分はありますがねえ」
「対応の遅さに油断が感じられるのも事実じゃな」
「はい」
「さて、そこでまたテロ防止法案が出るんじゃないかって不安もあるな」
「え、またですか」
「海外で日本人が拉致されたとか、例のビルに飛行機突っ込んだとか……事件が起こると問題になる」
「でも今までは出ませんでした」
「そうじゃな、自民党は極端な例ばかりを出すと批判しているが」
「どんな例です」
「例えば職場の仲間で飲みに行った」
「はい」
「そこでアベってダメだよなあって話をする」
「はい」
「そこまではいいが、何とかできないかという相談になると、逮捕して取り調べることが可能になる」
「大変ですね」
「あま、極端な例の一貫じゃ。でも、内容はそのレベルとしか見えない」
「ううん、はっきりしたいね」
「憲法改正も何をしたいのか……とりあえす３分の２が必要というのを、過半数で出来るように変えてしまえば、今後与党が減少しても大丈夫になる」
「それが狙いですか」
「憲法９条だけを見ていると騙されるかも」
「わ」