Blue in Green in Blue

匿名さん、コメントありがとうございます、ということで、パスポートどうなっているのでしょうか。インタネット時代（言い方古！）の素晴らしいところは、アメリカ市民あての情報も簡単に手に入ってしまうことですね。

まず、パスポートを取りたいアメリカ人は、どうするか。googleにpassport applicationと入れます。そうすると、Passport Homeというのがトップに出てきます。これは国務省のホームページですね。

To obtain a passport for the first time, you need to go in person to one of over 8,000 passport acceptance facilities located throughout the United States with two photographs of yourself, proof of U.S. citizenship, and a valid form of photo identification such as a driver’s license.

そうすると、実際に本人が行く場所、この8000ものパスポート施設にまたリンクが張られています。ここで、州と市の名前かジップコードを入れるように言われます。（アメリカでは、郵便番号、非常に重要です。ビバリーヒルズだと91210、どのジップコードがいいところか、悪いところかなんてことも話題になるそうです）。

僕の住んでいる91101を入れると、どこに行けばいいかわかります。最初に出てくる５つは、Pasadena Main Post Office、South Pasadena Post Office、Altadena Library District、Altadena Post Office、Highland Park Finance Station Post Officeとでてきます。匿名さんが言うように、アメリカ人がパスポートに行く場所は郵便局というわけです。

では、連邦ビルとは何なんでしょうか。これに関する記述もあります。

There are also 13 regional passport agencies, and 1 Gateway City Agency, which serve customers who are traveling within 2 weeks (14 days), or who need foreign visas for travel. Appointments are required in such cases.

この、regional passport agencyのひとつが、ウェストウッドの連邦ビルなのですね。すなわち、2週間以内に旅行に出かける人、ヴィザが必要な人はここに出かける必要があるというわけです。

いずれにしても、パスポートを取るのは郵便局にせよ、連邦ビルにせよ、連邦の機関であるとうことで、日本とは対照的であるということで、めでたし、めでたし、だったわけです。

が、

よくよく見ると、Acceptance facilities include many Federal, state and probate courts, post offices, some public libraries and a number of county and municipal offices.

というのもでてくるのですね。ええ？！、county and municipal offices？？そうすると日本の、機関委任事務、法定受託事務とかわらなくなってしまうのではないですか！

ただ、これはなかなか見つけにくいですね。パサディーナの場合も、図書館（たしか市立のはず）がでて来ます。しかし、なかなか郡や市はででてきません。

もと住んでいたマサチューセッツ州のケンブリッジ市の場合、郵便局が２つと裁判所が出てきます。これは郡の裁判所でしょうか。

愛読ブログのシアトルを入れてみましょう。そうすると、Neighborhood Service Centersというのが出てきました。これはどうもシアトル市のDepartment of Neighborhoodsの機関のようです。出てきましたね、市の機関が。

ということで、場所によっては市や郡が出てくるというのが分かりました。ただやはり、郵便局が圧倒的に多いようです。というか誰か、州と市の名前を片っ端から入れて、調べてくれるとありがたいです。