Blue in Green in Blue

全336件 (336件中 251-300件目)

< 1 2 3 4 5 6 7 >

• ゼミ２も調査発表開始

  今日の発表は、大分市の中心市街地や郊外の小売業の状況。出身者の報告だけに詳しく、ためになります。去年も吹く胃液、また出た、福井駅前の調査をやってもらって、僕の想像の中ではなあんとなくイメージができています。いつか行ったときには確かめてみたいですね。大分市は一度通過しただけなんですが。（とにかくなんでこんなに空港が遠いの？というイメージだけが残っているぞ）もう一つは消防団。消防団と消防署の区別があまりできていない私ですので、イチから勉強という感じです。こういう時は、事典やウィキペディア（Wikipedia）が必要ですね。前に紹介したひと月百冊読み、三百枚書く私の方法の第2弾の方では、ノートパソコンに百科事典を3冊(平凡社、小学館、エンカルタ）入れているという話です。きっちりと基礎から勉強することが大事ですね。

  2006.04.27

  コメント(0)

• ではどういう地域が緊急調整地域に指定されるのか

  昨日の続きで、ではどういう地域が緊急調整地域に指定されるのか、という酒類販売免許の規制緩和の話です。その指定要件の概要は次のとおりです。（平成16免許年度） 税務署長は次の１から3までをすべて満たす地域を緊急調整地域に指定することができるとされています。 １）その地域において酒類の需要に対してその供給能力が著しく過剰であること　具体的には、その小売販売地域において平成12年度から平成15年度までの間に酒類小売業免許の新規付与等が行われており、かつ、その小売販売地域の平成15年度の平均小売販売数量を、平成12年度から平成14年度の各年度の平均小売販売数量の平均値で除した割合が、100分の90以下であることをいいます。 ２）その地域に存する酒類小売販売場のうちに酒類の販売数量の減少が著しいこと等により酒類の販売業の継続が困難な酒類小売販売場が占める割合が著しく高いこと　具体的には、平成15年度の小売販売数量を平成12年度から平成14年度の小売販売数量の平均値で除した割合が100分の90以下である酒類小売販売場の数を、平成16年3月31日現在でその小売販売地域に所在する酒類小売販売場の数で除した割合が、２分の１を超えることをいいます。 ３）その地域に存する酒類小売販売場の過半数の酒類小売業者から、経営改善計画が提出されていること 1年目から2年目はこの用件にあたる地域が増え、2年目からは単純に同数の地域が延長された、と見るのがよいようですね。これによると、指定はいちおう機械的なようです。たとえば、東京の区議会議員（共産党）が、城東地区は十四年度の地区全体の販売量が前年に比べ２割も落ち込んだのに、一割以上落ち込んだ店が過半数というもうひとつの指定用件を越えられず適用除外となり、残念だ、というふうにレポートしています。そこで、「緊急地域指定の要件緩和と期間延長を求めるべきだ」と指摘したりしているようですね。

  2006.04.25

  コメント(0)

• 『はじめて出会う政治学』ご使用の先生方へ

  酒類販売免許規制のアップデイトでございます。『新版はじめて出会う政治学』第１章の酒類販売免許の規制について、人口基準が2003年に廃止されるかどうかもわからない、と書きました。では、その後どうなったのでしょうか。たしかに、人口基準は2003年9月に廃止になりました。しかし議員立法により、2003年4月、「酒類小売業者の経営の改善等に関する緊急措置法」が制定されたのです。これによって、緊急調整地域が設定され、全国3,383地域（原則：市区町村単位）のうち922地域が設定され、この地域内では1年間新規出店ができないこととなりました。この後、2004年には指定の対象地域が拡大し、1,274地域（全地域の37.7％）となりました。さらに2005年8月にはこの地域指定が延長されることになり、2006年8月31日までの間、なおその効力を有するものとされたのです。この1,274地域とはどのような規模かということを兵庫県でみると、神戸市では長田区と垂水区のみ、西宮市、芦屋市、伊丹市、川西市は入っていますが、宝塚市、尼崎市は指定されていません。これらの２市では、人口基準も廃止されていますが、西宮市などでは、規制が続いていることになり、この緊急調整地域は「逆特区」とも呼ばれているのです。興味深いのは、少なくとも2005年の延長は、自民党、公明党が議員立法で同法の改正案を衆院に提出し、全会一致で延長が決まったことです。全政党ともこの規制には賛成しているのです。実に鉄の三角同盟は強し！というところです。いわゆる「小泉市場原理主義」はここには見えないのですね。また、どうしてある市町村区は指定され、あるところは指定されていないのか、これも次に面白い問題ですね。

  2006.04.24

  コメント(1)

• 合併地図で目が回る

  ＢＢＳで教えてもらった自治体ドットコムに行って自治体の合併のページを見たんですが、合併のビフォー＆アフターが非常に分りやすいですよ。March 16, 2006で、本の紹介・告知をしましたが、ネットだと「地図上にカーソルをのせると平成18年４月の地図が表示されます。」ということができるわけで、マウスを行ったり来たりしてカーソルを動かすと、合併の多かった県では、You feel dizzy!!

  2006.04.22

  コメント(2)

• 今は昔

  今日の研究会は、小泉政権下の金融行政の政治学というタイトルで。2001年ごろからの話なのですが、マイカル破綻があり、りそな、足利銀行への公的資金の投入があり、UFJ銀行と東京三菱銀行との統合などがありました。その時々には、株価の急落があり、銀行の多くがつぶれるのかもしれない、というときもありました。先日読んだ本でも、貿易収支が減少して、2002年度には赤字になってしまうのではないかとか、鳥取県は合併が進んで鳥取市、倉吉市、米子市の３市だけになってしまうのではないか、という記述がありましたが、そうはなっていないですね。こういうことをどう考えたらいいのしょうね。その時々で人々がいろいろと動き回ったためというのが一つの考え方でしょう。メディアは、販売戦略のために大騒ぎをするけれど、物事はそう悪くはならないものだ、という楽観的考え方が正しいというのも一つの考え方でしょう。

  2006.04.15

  コメント(2)

• 地方自治論はじめました。

  今年の講義は教科書ありでやります。東洋経済新報社から出版される村松岐夫編『テキストブック地方自治』がそれです。私も中で一章書いています。もっともこれが出るのは6月の予定なので、それまではノート講義ですね。同業他社の人も、教科書採用をご検討ください。m(_ _)m実は灯台出版会からもライバル本の第二版が出ていて、何も知らない同出版会からは教科書採用しませんかということで、一冊送ってもらっていたのですが、すみません、採用できません。

  2006.04.13

  コメント(0)

• Freshmen Seminar開始、いやFresh Seminarというのかな

  1年生と3年生のゼミが始まりました。1年生の中には私の夢は、銀座で店を出すことという女子学生がいました。がんばれ！でも、なぜ政治学科に来たのかということの理由がこれで、お客さんとちゃんと政治の会話ができなければ、ということなのですね。たしかに。

  2006.04.11

  コメント(0)

• 喫茶店の民営化サクセスストーリー

  大阪市役所の地下２階には喫茶店や食堂があります。ここの喫茶店の運営は市幹部の退職者組織によってなされてきたのですが、大阪市福利厚生制度等改革委員会の指摘によって、退去・民営化されることになったという記事が朝日新聞の夕刊に。その結果、家賃は競争入札によって年間182万円から567万円へ。一方でコーヒー一杯の値段が270円から250円に。これまでなかったモーニングも8時半から開始。なんだか絵に描いたような民営化サクセスストーリーですね。市役所には月に2回行きますので、最初だけではないか見守っていこうと思います。はい、この仕様は左の欄のよく行くページの下から2番目、悪癖を愛するか様に影響されました。ありがとうございます。

  2006.04.10

  コメント(0)

• 

  がっつり行こう！

  景気づけに、福田和也『ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法』を購入。すごいのは、この人の文章には段落がない。すなわち、一文一段落なのである。一文書くと、改行するのである。こうしておくとたしかに、行数、枚数は稼げる。大変参考になった。

  2006.04.06

  コメント(1)

• 就学援助について

  朝のスーパーモーニングで、「格差社会の現場から」のシリーズで就学援助の特集。朝日新聞でも１月に特集記事がありました。特に就学援助の受給者の割合が高いのは、東京都足立区で、９３年度は１５．８％だったのが、０４年度には４２．５％に。同区内には受給率が７割に達した小学校もあるといいます。都道府県別では、最も高いのは大阪府の２７．９％。足立区を選挙区としている平沢勝栄議員が番組で、これは問題だといっていましたが、すかさず蓮舫議員がこれは小泉内閣の問題だと指摘しています。 就学援助費について、2005年３月の法改正で2005年度から、自治体が独自に資格要件を定めている「準要保護」への援助に対する国庫補助がなくなったことも彼女は指摘していました。民主党はこのあたりから切り込んで行くべきだと思いますが、国庫補助がなくなって地方が独自にということになるのは地方分権にはなっているわけで、では、国庫補助でいくのかという問題にもなります。民主党の立ち位置も難しい問題です。

  2006.04.04

  コメント(5)

• 

  No Direction Home!

  京都の南座ならぬみなみ会館で、Bob DylanのNo Direction Homeを見てきました。６時開演、終わりは９時４０分、途中休憩ありの長丁場でした。監督はMartin Scorsese。この人の音楽センスはいまさらごちゃごちゃ言うほどもないのですが、個人的には、New York Storiesという映画（Woody AllenとFrancis Ford Coppolaと彼で作ったオムニバス映画ですね）のなかで、Nick Nolte扮する画家がDylanのLike A Rolling Stoneを大音量で聴きながら絵を描いているシーンに完全にノックアウトされてしまいました。（ちなみにこの画家のかけるもう一曲が、Mario Del Monacoが歌う、Nessun Dorma（今やイナバウアーのBGMとなっていますが）。これも素晴らしかったです）映画は60年代のDylanのドキュメントです。すでに見たことある映像も多かったのですが、かつてのガールフレンド、Suze Rotoloが登場してきたのも面白かったです。あとはSaraも見てみたいです。あとは若き日のかっけーDylanがたんまり。フォークからロックへの転換期のファンの戸惑いのさまもみました。コンサート中に観客がJudas!と叫んだ有名なエピソードもフィルムで撮られていたんですね。それも見られました。ようやくディランの自伝も読み始めました。これも、60年代のアメリカ、ニューヨークの雰囲気を知ることができます。表紙の写真もいいですね。当時のTimes Squareなようです。朝日新聞の書評欄では青木昌彦さんによる書評が取り上げられていたのにはびっくりしましたが、若き日は共産主義者同盟の経歴もお持ちの氏ですから、びっくりすることはない？

  2006.03.26

  コメント(7)

• 卒業式　研究会　謝恩会

  土曜日は、卒業式＠西宮上ヶ原、研究会＠大阪杉本町、謝恩会＠神戸北野と移動でした。今回のゼミ2の子たちは仲がよかったですね。沖縄旅行では呑みつぶれたりもしましたが、最後には研究もよくなっていったですね。また同窓会でもやりましょう。研究会は、47都道府県の知事・地方議会の関係についてデータを集めての報告。データ収集の情熱はまったく見習わなければ、と思います。ただ47のqualitativeな研究はなかなか難しそうですね。謝恩会は北野にあるThe House of Pacificにて。激しい雨にはちょっと困りましたが、いい雰囲気のお店でした。その後、以前ネブラスカから関学に留学生として来ていて、現在御坊でJET programで働いているBig Mikeもジョインして、関学政治学科出身者がやっているBarへ。お疲れ様なる一日でした。

  2006.03.18

  コメント(0)

• 

  しょーみの話、告知ですわ！

  知恵蔵の付録が好評だったことから、それを発展させて『平成大合併がわかる日本地図』が一冊の本として出ています。合併以前と以後の区画が非常にわかりやすく載せられています。私も２ページ、「平成大合併とは何か」を新たに書いていますので、ぜひともお買い求めください。その５ページを見ると、津軽半島が物凄いことになっています。北から中泊町、五所川原市、中泊町、五所川原市となっています。さらに外ヶ浜町も割れています。財政難や新自治体名を巡り隣接同士が合併できなかった結果と解説があります。ぜひともお買い求めの上ご確認を。

  2006.03.16

  コメント(0)

• 

  レイシストのアンパイア、ベイシストのヴァンパイア、どっちが恐い？

  WBCの日本対アメリカ戦の、疑惑の判定あるいは誤審についてです。日本人はみんな怒っています。しかしその後、韓国が疑惑もなしにアメリカに勝ってしまったようで、そうなるとちょっと怒りの矛先が鈍ってしまいそうですね。審判といえば、昔Saturday Nigh Live (SNL) でこんなスケッチがあったのを思い出しました。たしか、John Goodmanが審判の役をやっていて、彼に対する記者会見があるという設定でした。で、記者が審判に対して真面目に質問をするわけなんですが、それが「すいません、あなたの頭の中は空気しか入っていないのでしょうか？それとも真空になっているのでしょうか？」などという失礼なことを真剣に聞くというお笑いでした。審判はどこでも大変な扱いをうけるわけで。今回も単なる人種差別なのでしょうか、単なる無能なんでしょうか？『サッカーで燃える国　野球で儲ける国　スポーツ文化の経済史』という本もあるようで、サッカーと野球の比較も面白そうです。

  2006.03.14

  コメント(0)

• LEC大学、田宮模型、非上場企業のあり方

  今日の研究会は、LEC大学の学長に来ていただいてお話を聞きました。こちらの大学の方は、http://www.lec.ac.jp/なわけで、株式会社にして大学なのです。これは構造改革特区のひとつとして認められたものなのですね。株式会社の本体は、http://www.lec.co.jp/であって、こちらはLEC東京リーガルマインドという企業です。資格の総合スクールということでおなじみですが、大学・大学院、公共サービス、人材開発、人材派遣・紹介、福祉・保育、生涯学習とさまざまな領域に参入されていることを知りました。LEC大学の設立によって、資格試験に直結した講義はもとより、社会の即戦力となる「職業能力」を育成すべく、より柔軟で機動的・実践的な教育が可能になるものと確信します。ということから、大学を設立されたようですが、規制緩和されたとはいえ、文科省の厳しい規制の中で、黒字化はありえない、使命でやっているとおっしゃってるのが印象的でした。株式会社とはいえ上場はされていないようで、上場されていたら大学を設立するなんてことはできないということでした。これ、先日のコメントの中で出てきた田宮模型も同じなのですね。非上場だから好きなことができる。そこで、ライブドアが4月に上場廃止となったようで、上場つながりですね。ホリエモンは、配当がないじゃないかと株主に株主総会で詰め寄られたとき、「株主のことを思って今までやってきたのに」と涙しましたが、スイスの預金も株主のためなんでしょうかね。いや、問題は上場です。かれはまた「買収されたくなかったら上場しなければよい」 という名言も吐きましたが、上場しないで、株主のためだけでなく、自分のしたいことをする、というやり方も、資本主義のもとでありえるということなのでしょうか。

  2006.03.13

  コメント(0)

• 京セラドーム大阪？

  大阪ドームの命名権を取得し、京セラドームとするつもりだった京セラですが、新しい名称に「大阪」の名を残す方針だそうですね。「京セラドーム大阪」を中心に検討しているということですが、どうでしょう。大阪ドームからの変化のあり方としては、京セラ大阪ドーム大阪京セラドーム京セラドーム大阪大阪ドーム京セラ大セラドーム京都京都ドーム大セラグランシャトー京橋などがあるわけです（ないない）。何が出るかな。

  2006.03.11

  コメント(0)

• 加藤一明賞の授賞式がありました。

  関西学院大学法学部教授であった加藤一明先生の名を冠した賞の授賞式がありました。この賞は故加藤一明名誉教授夫人からの100万円の寄付金を基金として創設され、法学部生の学習や学術研究活動の活性化を図ることを目的としたものです。受賞者は今回で三人目。一人目は兵庫県の合併に関する研究論文で、二人目は、大阪市の町会の研究論文で受賞されましたが、今回は京都市の占領期の教育政策について、特に、旧制中学の建物を新制中学に転用する問題に焦点をあてて研究したものでした。GHQは、義務教育重視、新制中学の立ち上げ重視の立場から校舎確保を図ります。他方、京都一中、京都二中といった旧制中学は、新制高校となっていこうとします。ちょうど財政危機の時代、昭和の合併の時代の京都の、民主主義教育という理念、学校というひとつの共同体の意識、財政状況という利害が絡まりあった状況を描き出してくれました。ちなみに受賞論文は、兵庫県（生誕の地）、大阪市（大阪市政研究所でのご活躍）、京都府（出身大学の地）と加藤先生のゆかりの深い地域の研究となったのは偶然とはいえ、因縁を感じるものがあります。

  2006.03.01

  コメント(0)

• 大阪はニュージャパンと吉本が救う

  つい最近、このブログが政治学アンテナにも引っ掛けていただきました。たぶん、NWさんや早稲田のちょいわるオヤジさんと同期採用というありがたさ。これを機にさらにブログ道に励むことなく、仕事をしなくちゃ！！27日の朝日夕刊には、不振公共施設、企業がお助けということで大阪市の指定管理者がトップ記事。ミナミでサウナ５店舗を展開するニュージャパン観光が運営するのは、東住吉区の「ゆとり健康創造館」。関西人ならみんな知ってるあのニュージャパンですね。先日ここでも取り上げた「なにわの海の時空館」は吉本興業。芸人の卵が江戸時代の町人に扮し、説明するそうです。あとは体育施設のミズノに、中央公会堂のサントリーパブリシティサービス。mixiの方では、卒業生が彼の会社ではビジネスチャンスとなっていることを教えてもらいました。

  2006.02.27

  コメント(0)

• ゲーリングは哄笑する。

  朝日新聞夕刊に、丸山の思想　現代に問う　民主･自由「手帖」から発信、という連載ものがあります。そして「超国家主義の論理と心理」から、またあの引用が載っていました。「土屋は青ざめ、古島は泣き、ゲーリングは哄笑する。」名文なんでしょう。僕も学生の頃、酔いました。でも大嶽先生の指摘の後は、こう言えるようになりました。それって「ナチス、超かっけー！！」じゃないか、と。

  2006.02.22

  コメント(2)

• J5同窓会＠喜さ起

  大学の1年の時のクラスの同窓会を京都で。久しぶりの哲学の道沿い、法然院の前の喜さ起で。湯豆腐おいしゅうございました。あまりみんな変わっていない、といい合いました。実際には決してそうではないんだろうけど。しかし学生の頃と比べると、みんな確実にエラクなっている。そんなもんなのだ、社会の中で生きていく、ということは。

  2006.02.19

  コメント(0)

• 台湾

  今日は台湾の教授のプレゼンテーションによる研究会。台中関係について。そういえば、僕が院生の時に台湾から来ていた院生（？）の人がいたなあ。孫文先生とか言ってて、それは研究じゃないでしょと思っていたけど、それから何十年も経って、今や台湾と日本ではどちらの方が政権交代が多いでしょうというクイズが成り立ってしまうほどになってしまいました。

  2006.02.18

  コメント(0)

• 指定管理者制度、フォー！

  今日の日経には、大阪市の体験型博物館である「なにわの海の時空館」にも指定管理者制度が適用されることが載っています。今までは、市の外郭団体である「大阪市港振興協会」が運営委託されてきました。ここ数年、入場者も伸び悩んでおり、委託費削減と集客力向上が課題とされていました。さて、どこが指定管理者になったのでしょうか。市の外郭団体である「大阪港開発技術協会」とともに、なんと吉本興業が指定管理者になるんですね。共同運営するということです。この時空館、なかなかいいんですよ。特に夕陽の時刻にはすごくきれいです。西に向いた港というのは世界的にも珍しいらしいので、十分な観光資源ですよね。上の名前をクリックしてもらうと、行ってみたくなるんではないでしょうか。だけど、行ったことがある人、はーい、いなさそうですね。吉本でなんとか多くの人が訪れるようになってもらいたいものです。指定管理者制度、フォー！

  2006.02.17

  コメント(0)

• 窮鼠猫を噛むかもしれないから水に落ちた犬を叩くのはどうかと。

  宝塚市の続き市議会は、不信任決議案を巡り夜まで混乱したそうで。決議案を出した会派は、議会として何のアクションもなくていいのか、ということらしい。ところが、辞任願が出された後でも、3月6日にならないと失職しないために、不信任案を出された辞任市長が議会を解散するかもしれないという危惧がある。それでそれもやめておこうということらしい。たしかに、「窮鼠猫を噛む」ということになるのかもしれないですし、「水に落ちた犬を叩く」のはどうかとも思います。辞任後もなかなか大変ですね。大変といえば、元ギャングスターズの逮捕された京大生が大学に退学願を提出したらしいですけど、これだと復学もあり得るので、それのない大学による退学処分にするかどうかで、預かりになっているらしい。後始末というのは難しい。

  2006.02.16

  コメント(0)

• 宝塚市の市長・議会

  宝塚市議会、市長の不信任決議案を可決すべきかどうか、意見交換していたようですが、市長が本日辞任を表明したようで、これでその心配はなくなり、市長選挙に向けて走り出すことになりました。議会が市長を不信任すると、市長は失職するか議会を解散するかということなります。正確には、解散しなければ、失職するということですね。宝塚市の場合も市長は容疑を否認しているので、。「アホ、ボケ、虫けら」とひとり言をいって、議会を解散することを選ぶのではないかと考えられましたので、解散、議会選挙は困るなあということだったようです。解散、選挙を経た新議会で再び不信任を突きつけられると、今度は再解散もできず、失職となります。長野県知事の不信任決議のときに分かったことは、議会を解散しないで失職しても、選挙に出て再選されうるいうことですね。そうすると、市長と議会は延々と対決することになってしまい、安定した状態（均衡解？）が得られないということになってしまいます。

  2006.02.14

  コメント(0)

• 市場の失敗と評価

  この日の研究会では、同僚でもあり、高齢者福祉施設の評価を行っているNPO法人、GOWAの理事長でもあられる岡本仁宏先生の報告を聞きました。経済学では情報の非対称性があると、市場は失敗する、医師国家試験などで品質保証を政府がするということになります。世界が複雑化するとほとんどのサービス産業において、消費者とサービス提供者には情報の非対称性があるということになって、市場の失敗の領域が拡大することになりそうです。消費者に情報が足りないということになると、評価をするところが必要ということになります。これは必ずしも政府でなくてもよいのですけどね。医者や病院の評価、大学や高校、さらには学習塾の評価、エステや美容室の評価などなどが必要になってくるということでしょうか。しかし、この評価をすることにも政府の認証が必要ということになると、ますますややこしいですね。じっさい、その通りのようで、厚労省の社会援護局のガイドラインにしたがって評価をしなさいということになっているようです。

  2006.02.13

  コメント(0)

• 自治体破綻「住民も責任」

  というタイトルの記事が2月11日の朝日新聞に。ここのブログでも取り上げたことのある、竹中総務省の私的懇談会「地方分権21世紀ビジョン懇談会」についての記事です。増税などによって住民に応分の負担を求めるということらしいですが、増税嫌だ、おら引っ越すということまでは禁じられていないでしょうから増税よりは人口減ということになるのではないでしょうか。人口減になれば、ますます増税が必要になるわけで。もっとも、土地を持っているなどの理由で、そんな簡単に住んでいるところを出て行くわけにはいかないのかもしれません。そうであれば、ステークホルダーとして、破綻しないように住民が自治体に働きかけるということになるのかもしれないですね。

  2006.02.11

  コメント(0)

• 刑務所にいってきました

  行政の職場訪問ということで、神戸刑務所と神戸航空衛星センターを見てきました。刑務所を訪れる機会はそうあるわけではなく貴重でした。いわゆる塀の内側を歩いてきたわけです。ついでに「くさい飯」も一口食べてみました。刑務官の仕事は実に大変だと思いましたが、定員を超えて収容されいている受刑者たちも大変だと思いました。例の、「愛の流刑地」の主人公はこれから懲役の身となるようですが、暢気に冬香のことを考えたりしていることもできないのではと思わざるを得ません。入らないようにしなくてはと、心を引き締めたしだいです。もう一つ興味深いのは刑務所の領域でもPFIが考えられていることですね。国から委託費が出る形でやっていくらしいですが、そこで民間の活力が活かされるのか、儲けが出るとはどういうことなのか、考えなければならない問題です。航空衛星センターでは、衛星とパラボラアンテナでもって通信制御が行われているわけですが、実際の職員の仕事というのは基本的にはコンピュータのスクリーンを見ながら、キーボードを打つという仕事なんですね。不思議な感じです。

  2006.02.07

  コメント(0)

• 法学部入試終了

  疲れます。心が体が疲れます。受験生の方も同じでしょう。しばらくぶりの書き込みです。その間に東横インの社長が別人に変わってしまいました。ベーコンが米国産牛肉になり、レタスがライブドアに、トマトが耐震強度偽装になってしまいました。何よりも「愛の流刑地」が終わってしまいました。

  2006.02.06

  コメント(5)

• 公園暮らしに「住所」認める：大阪地裁

  判決は、まず住民基本台帳法が定める「住所」について「生活に最も関係の深い全生活の中心を指す」として、「原告のテントは客観的に生活の本拠としての実体を備えている」としたそうです。 判決は原告の占有権は認められないとした上で、「住民基本台帳は住民の居住の事実を正確に記録するのが目的であり、占有権と生活の本拠として実体があるかどうかは無関係。占有権を有していないことを理由に転居届を受理しないのは許されない」としたということです。占有は認めないけれど、住民登録（実質的には、転居届）を受理するというのがあり得るというのは、画期的な判決ですね。原告の男性も勝てるとは思っていなかったということで。戸籍の場合は住んでいなくてもいいので、皇居に戸籍がある人がたくさんいるということですが、住民登録の場合も、占有していなくても生活の本拠であればいいということですね。

  2006.01.28

  コメント(2)

• 嗚呼、貝塚市長10選

  貝塚市長、1970年から市長です。36年です。祝10選で40年になるでしょう。10選って、名水百選とか日本の夕日百選とか、そんな雰囲気ですね。貝塚以外にも、泉州には多選市長が多いのです。なぜなのでしょう。社会資本が多いのか少ないのか。堀江社長が堀江容疑者になった一日でした。

  2006.01.23

  コメント(0)

• 篠山市の合併の効果に関する研究

  合併５年を経過して篠山市における合併効果・影響に関する調査研究結果兵庫県企画管理部企画調整局実施というのがありますので、関心のある方は、参考にしてください。公共政策論の試験が終わりました。登録は４８０人ほど。さあ、ファイト・オー。

  2006.01.20

  コメント(1)

• またひとつ大人になった話

  今日は借金苦のため、あるものを運ぶため、２トントラックを運転しました。ハンドルが地面に対してほぼ水平になっている感じの車ですね。それで。。なんか大人になった気がしましたね。大人じゃん、という感じ。この年になって大人というのも失笑ものですが、それはそれ、いつも少年の心をもった私なので。水平のハンドルに両肘を置いて信号待ちしているときにゃあ、気分はもうトラック野郎ですよ。上から見下ろしちゃってますよ。車線変更恐いですよ。

  2006.01.15

  コメント(2)

• 竹中氏と、元極道の妻と

  自治体破綻法を検討する竹中総務相の私的懇談会が、今日の朝日新聞の一面トップ。同懇談会のメンバーは、太田弘子氏、猪瀬直樹氏、本間正明氏ら。ネットで調べると、猪瀬直樹　　作家大田弘子　　政策研究大学院大学教授 （座長）小早川光郎　東京大学大学院法学政治学研究科教授　島田晴雄　　慶應義塾大学経済学部教授　本間正明　　大阪大学大学院経済学研究科教授　宮脇淳　　　北海道大学大学院公共政策学連携研究部教授。また、違う面には、大平光代前大阪市助役が本紙に語る　市議「口利きはわしらの看板」。さらに夕刊では、口利き記録化の動きに対して自民党市議団の幹事長が「議員任務の阻害だ」と反論。ともにやのつく自由業の話ではなく、地方自治の話ですよ。ただ、大平氏（プラス朝日新聞？）と市議会の抗争は激化するかもしれません。

  2006.01.13

  コメント(2)

• 

  Schoppa氏の予測

  今日は留学生向けの授業でLeonard Schoppa氏の、Japan, the Reluctant Reformerを読みました。Foreign Affairsの2001年の9・10月に掲載のものですからもう4年以上も前です。自民党内の抵抗勢力が小泉のイニシアチブを遅らせサボタージュするかもしれないとしたあと、彼はこの論文の中で書きます。To avoid this risk, Koizumi may have to create an open split in the party, calling an early election for the lower house and allowing only those who support him to run under the LDP banner(p. 90).2003年の衆院選挙ではなく2005年の方にはなりましたが、見事な分析でしたね。僕たちの本では、選挙の章で、野田聖子氏の選挙が取り上げられていますが、彼女も自民党のバナーのもとでは闘えなかった人の一人。次に彼女の選挙を描く時にはどう書けばいいものやら。

  2006.01.12

  コメント(2)

• ゼミ合宿終了

  恒例の、ゼミ論発表合宿、無事に終了しました。場所も再び有馬温泉。といってもリーズナブルなお値段で。参加者の報告は、公立美術館の運営について（大阪市立美術館の特別展にかかる費用を情報公開請求して入手）ＴＭＯ、ＮＰＯから見たまちづくり（ＴＭＯにアンケート調査）ゴミに関する調査（大阪市、名古屋市、広島市を比較）Ｊリーグとスタジアムの管理運営（Ｊリーグスタジアムの管理運営状況）大阪市の土地信託事業と現在（同事業の現状と、現在の試み）忠岡町の合併問題、そして単独としての歩み（忠岡町の恐るべき財政状況）上甲東園の秘密（関学までの交通としての道路とまちづくりとの関係）福井駅前の開発事業について（同事業の現状、福井市民にアンケート）千里中央の再整備（千里中央の成り立ち、そしてこれから）吉川町の合併について（三木市と合併した経緯、三田市と合併したいという声も多い住民との関係）「北近畿の都作り」とそれに携わる夜久野町の生き残り方（編入合併となった福知山市の合併と、夜久野町の行政）丹波市の合併と効率化政策（丹波市の合併の背景にあるハコモノ行政と新市名称問題）沖縄の魅力（沖縄の魅力と大阪の大正区の調査）でした。毎年思いますが、最後の追い込みでぐっと調査力がました論文となっていました。もう少し早く追い込まなければ、とも思うのですが、それは課題として、論文のレベルアップは嬉しい限りです。

  2006.01.08

  コメント(0)

• mixiについて

  mixiというのもやってみている。ワールドワイドなウェブに開かれている、こちらの楽天のブログでは僕のゼミの卒業生が見つからなかったのだが、紹介が必要なmixiだと卒業生が数人名乗りを上げてくれた。mixiの方がうまく人を介在させるネットワークであるように思われる。また趣味のコミュニティもたくさんあって、いわゆる同好の士が話をすることもできる。僕のゼミのコミュニティなんてのもある。まあ僕をいれて１０人しかいないし、ほとんどやりとりもないのであるが。なかなか面白い試みであることは確かだ。しかもこれは無料である。このビジネスモデルが実際にビジネスとなるのだろうか。ネットの世界は実に興味深いものがある。こちらを読んでいる人の何割がmixiを知っているのであろうか。入っているのであろうか。

  2006.01.05

  コメント(0)

• iPod、2006年の第一曲目の選曲は、

  A Day in the Life、The Beatlesでした。なんかわからないけど、なんかすごいですね。去年の、留学生向けの最後のクラスでは、どういうわけかSo this is the last class of 1995.と天然ボケをかましてしまい、You know I still live in the 1990s, good old Clinton era.といってしまいました。今年もがんばっていきましょー。

  2006.01.01

  コメント(0)

• 梅田新道からは２コクになります

  道路元標・里程標、なんと読むのかもはっきりしないのですが、こういう世界もあるんですね。どうろげんぴょうと読むらしいですが。１８７６年（明治９）に高麗橋東詰に里程元標というのが立てられ、それを示す石碑を先日見てきました。１９２２年中之島の市庁舎前に道路元標が設置され、１９５３年には大阪市内の国道の起終点が梅田新道に定められ、梅田新道交差点西北へ移設されたということです。さらに１９８２年に一般国道２号の拡幅工事にともない写真のような風変わりな元標が新たに作られたらしい。 この元標は一般国道１号東京からの終点、一般国道２号北九州への起点、そのほか一般国道５道の起終点になっているのだとか。確かに、大阪市内は1号線と2号線の両方が走っていますね。関学周辺では「にこく」といいますが、「いちこく」というのでしょうか。

  2005.12.30

  コメント(7)

• 大坂の歴史探訪

  同僚の日本政治史研究の先生のゼミ・フィールド・ワーク、大坂-大阪の歴史探訪に混ぜてもらいました。大阪歴史博物館から始まって、著名な刀工の月山貞一旧居跡、大阪府庁跡・西町奉行所跡（現在の大商まいどーむ）、大阪活版所跡、高麗橋の里程元標石跡、大坂銀座跡、大阪会議開催の地（北浜の料亭花外楼）、大阪証券取引所、大塩平八郎の洗心洞跡、造幣局・同博物館などをみてまいりました。徒歩（一部地下鉄）でなかなか大変でしたが、いい運動にもなったし、とてもいいフィールドトリップでした。大阪府庁は現在の大商のまいどーむ近くから西区江之子島へ引越し、さらに現在のところへ引っ越したのですが、その場所を探しているうちに、僕が生まれた日生病院が近くにあることを発見しました。ルーツ探しの旅にもなってよかったよかった。今度はそこも歩いてみよう。歴史の旅というのも、いろいろと想像力が必要で、跡といっても石碑がたっているだけというのがほとんどで、周りの人に聞いてもそんなん知らんという人も多いんでしょうね。

  2005.12.26

  コメント(0)

• 藤本由紀夫　美術館の遠足 9/10

  今年も行ってきました。美術館の遠足とは、藤本由紀夫さんの作品展なんですが、1997年から2006年までの10年間、毎年一回、一日だけ開催されます。いよいよ来年がグランドフィナーレで、今年はラス前。西宮市大谷記念美術館の様々な場所に彼の作品が配されていて、「自ら探し、体験することを通して、作品との、美術館との、新しい出会いの場を作り出すプロジェクト」ということです。特に面白いのがたくさんのオルゴールを使った作品。むき出しのオルゴールの本体部分が皿の上に置かれていて、本来の音も出すけど、自らのねじが動いて、それでコトンと音を立てたりするのが楽しいです。あるいは、板の上にたくさんのオルゴールのねじがあったりすると、どうしても巻きたくなるのが人情てなもんで。観客みんなでマキマキして楽しんでました（今年はみんなで貼られた赤紙をムキムキするのもありましたね）。他にも回転系のものが偶然の動きと音を作り出したりして、ゲージツだなあと思うわけです。去年に比べると、わりにローキーだった感もありますが、来年はどうなるのか今から待ち遠しいです。

  2005.12.23

  コメント(0)

• 

  大阪市立青少年文化創造ステーション(ココプラザ)

  今日の追加報告は、尼崎市の財政問題や、しなの鉄道、ダンス、自立支援センターなどについて。尼崎と西宮と姫路、人口はほぼ同じくらいになってきていますね。ただ財政状況はずいぶん違うようです。尼崎が一番悪いのは確かですが、経常収支比率でみるのと財政力指数でみるのとでは、少し違った感じが出てくるあたり、もう少し調査してみると面白いでしょうね。しなの鉄道の元社長、元ＨＩＳの人でもあるわけですが、著書のタイトルがすごい、アマゾンでは1470円ですが、中古だと70円より。ちょっと悲しい。おっとここでは楽天書店の宣伝をしなくては。ダンス、今日は、大阪市立青少年文化創造ステーション(愛称：KOKO PLAZA ココプラザ)の紹介もありました。私のドラムの先生もここで教えているようですが、ダンスのレッスンなどもやっているらしい。大阪市、財政は非常に悪いですが、こういうことはがんばってもらいたいとも思います。さらには、これまた失敗した事業、大阪シティエアターミナル（OCAT）もダンサーにも援助を差し伸べているようで、ダンスチャンピオンシップなんてやっています。災い転じてなんとやら、になってくれるといいのですが。

  2005.12.20

  コメント(2)

• 久しぶりのオヤジバンド

  ロンドンで腕ではなく、耳を鍛えてきたベーシストを迎えてバンドが活動再開。ところがリードギタリストが多忙のため、スリーピースバンドで。ロンドンで実物を見てきたというクリームに挑戦したものの、わたしゃあえなく玉砕。西宮戎ジンジャーベイカーという、駄じゃれで許してもらおう。神社様、クロスロードとかサンシャインオブユアラブとかで２，４でバスドラを叩いたりするんですが、これは苦手ですね。結局ブルースで指ならししてお茶を濁した体たらくでした。

  2005.12.17

  コメント(2)

• 

  橋本嬢といえば橋本市研究

  のような気がしていたけど、よく考えると実際はぜんぜん違っていましたね。準硬式のジャーマネなので、自分の専門を生かせという、野口悠紀雄先生のアドヴァイスにしたがって、野球場の研究をしているのだったよねえ。橋本市出身なら橋本市を調べるという、なぜかコテーカンネン、カンニンしてね。それだけ、僕の想像の中で橋本市はどんなところなのか期待が膨らんでしまっているのです。

  2005.12.07

  コメント(0)

• ゴミと美術と七曲

  こちら木曜日の４回生もいよいよ追い込み。報告は、名古屋市のゴミ、公立美術館、甲東園から関学までの七曲の道について、大正区の放置自転車問題、大阪ドームの騒音問題。ゴミについてはなんとか収集のコストを比較しようとしています。人口一人あたりで比べるのか、ゴミの排出量あたりで比べるのか、難しい問題です。大阪、名古屋、神戸などを比べていましたが、やはり比較で重要なのは、対象の（自治体）数を増やすことです。専門用語でいうと、nを増やすことです。例外ばかりを比べていても、全体像が見えてこないですね。美術館については、指定管理者制度の導入の可否についていま議論が行われています。いい美術館とはなにか？たくさん儲けられる美術館なのか、そこからの議論が必要です。七曲については、一番ユニークな研究ですね。あの歩道とアーチは何かを調べて、あれは道ではなく、緑地帯なのだと分かりました。そうすると所轄もかわってくるわけですね。あとは、また。

  2005.12.01

  コメント(2)

• 久しぶりに書いたさー

  ２週間ためてしまいました。ただ報告は追加報告に入ってきたので、新しいトピックというわけではありません。22日の方とあわせていきますと、明石市の防災、東大阪市の近鉄花園ラグビー場、大阪府と兵庫県の給食、たつの市のＮＰＯ、大阪市の在日朝鮮人の参加、野球場、ゴミ問題などでした。明石市の報告では、消防関係者はあくまで、自助、共助を期待していて、行政による公助にあまり期待しないでという姿勢があるようです。なにからなにまで政府に頼り、その結果大きな政府になってきたという点にはうなづけるところもあります。花園の方は、大変ですね。ただ、東大阪にとっては貴重な固有資源です。どうやったらラグビー人気が出てくるのかを考えるのも面白いですね。僕は清水東高校、京大、関学とサッカー、アメリカンフットボールの有名校という経歴ですので、ラグビーはもう一つ感情移入できないのですが。。。（興奮したあるサッカープレイヤーが玉を持って走り出したのが、ラグビーの始まりなんだよ、なんていうと、「嘘つきぃ」といわれるので注意しましょう。）給食では調理員の身分も話題になりました。公務員、嘱託、非常勤、パート、アルバイト、いろいろあるもんですね。ＮＰＯも面白いです。県の出先機関（兵庫県では県民局といいます）や市がどれだけ、ＮＰＯ援助にお金を出しているか、これには結構差があるようですねえ。今日はこれまで。

  2005.11.29

  コメント(0)

• 続・給食

  金曜日の朝日朝刊には、大阪市政の「バラバラ給食に批判」の記事がありました。大阪市では、市教委が区ごとに違う献立をつくっています。市政改革本部で、「コスト意識が低い。13万食という規模の利点を生かしていない」という批判があったのですが、それに対して市教委はこう反論した、という記事。「公務員じゃないと給食に真心がこもらない。給食は教育の一環です」みなさんはどう思われるでしょうか？もう一つの理由として、食中毒のリスクを回避するため、というのもあります。Ｏ157の遺産もここにはあるわけですね。

  2005.11.20

  コメント(4)

• 日本一、そしてドラフト

  土曜日の朝刊に、関学の準硬式野球部からドラフト指名があったという記事が載っています。理工の学生ですが、わがゼミ２には準硬のジャーマネがいて、橋本市の研究を進めています（北山ゼミ2代目の橋本嬢でもあります）。さらに卒業したばかりのkitz03の学生も準硬式野球部所属で、彼の時も全国大会で準優勝でした。是非とも二人にはこのブログに登場してほしいもんです。おめでとうございます。さて、kitz03の学生が卒業したことと、準優勝から優勝になったことには因果関係があるのかどうか、調査しなさい＞岡やん

  2005.11.19

  コメント(0)

• 風邪でダウンで羽咋駅か、はたまた白衣駅か

  木曜日はゼミ２なんですが、風邪でダウン、ついに休講になってしまいました。風邪は引きやすいのですが、休講にしたのは本当に久しぶり。留学生用の授業も休講です。これだけならさみしいので、なんかネタを書かないと。しかし、ない、したがってコメントのコメントを本文で書くことにしよう。＞福井駅は、相変わらず職員さんが少なく、またおばあさんの切符を買ってあげました。これ、ゼミでも出てましたけど、すごいですよね。自動販売機になったんで、買い方がわからないというのは関西ではありえないですよね。しかも、買ってくれっていうのは、関西では絶対そのお金を持ち逃げされるので、これもありえないです（それはいい過ぎでしょ）。僕が小さいときには、御堂筋線の駅で、おばあさんが回数券をばら売りしているのを見たことがあります。１枚多いのでそれで儲けが出るわけです。これは最近ではみないですけど、阪神高速守口線の守口入り口の近くでは、回数券のばら売りらしいおじさんが、信号待ちで停車している車に売ったりしてしてますね。この商売、今でもあるんでしょうか。＞ところで、「福井駅」はパソコンで打つといっつも「吹く胃液」になってしまいます。とても悲しいです(ToT)miyarieのところでもそうですか。よりによって吹く胃液とは悲しいとき！だね。羽咋駅、お、こっちは吐く胃液とはならず、ちゃんと出ました！胃液は吹くよりは吐くなのにね。おっと、まだ風邪で気分が悪いので、気持ち悪くなってきました。(＠_＠;)おやすみなさい。

  2005.11.16

  コメント(4)

• 

  日本赤十字、幼保、公民館

  今日の報告。神戸市の日赤病院の統合の話。日本赤十字社という組織。あまり僕もよく分かっていません。日本赤十字社は、1877年(明治10年)に創立された博愛社がその前身となっていて、その後、1886年(明治19年)に日本政府がジュネーブ条約に加入したことに伴って、翌1887年に名称を日本赤十字社と改称した、とあります。そして、現在の日本赤十字社は、昭和27年に制定された日本赤十字社法に基づいて設置された法人です、となっています。これは認可法人であり、支部長は北海道を除いて、知事がなっているらしいですね。赤十字奉仕団は3,879団あって、333万人が組織されています。大阪市では、地域振興会という名の町会があって、地域振興会の構成・役員は、それぞれ赤十字奉仕団の構成・役員と重なっています。ですね、north riverさん？いろいろ調べることがありそうで、ウメちゃんがんばろう。次に、大阪狭山市の幼稚園・保育園状況。給食に続いて、堂々二度目のランクイン！の狭山市です。ここでは、幼稚園は余っている、保育園は足りない、というアンバランスがあり、幼保一元化が構造改革特区として認められたのです。他にも幼稚園を私立の保育所に変えていったりもしているようで、その場合、幼稚園教諭や、保母さんがどのようになっていったのか、知りたいところです。最後は枚方市の公民館について。枚方市はもともと公民館が少なかったようですが、枚方テーゼという文書が１９６３年に出されたようですね。「社会教育をすべての市民に」ということで、社会教育の主体は市民である。社会教育は国民の権利である。社会教育の本質は憲法学習である。社会教育は住民自治の力となるものである。社会教育は大衆運動の教育的側面である。社会教育は民主主義を育て、培い、守るものである。というものです。そして、2003年12月開館の南部市民センター（地域の生涯学習施設）には社会教育法を適用せず、教育委員会から市長部局への移管があり、施設の有料化が導入され、運営はＮＰＯに委託される、ということが批判的に報告されました。ここでも、直営的志向とＮＰＭ的志向とがぶつかっているわけですね。報告はスタンスがあっていいですけど、いろいろな人から話を聞いてみて調査するというのも必要ですね。松下圭一教授のなども参考にするといいと思います。さらには、これとは別にＮＰＭの流れもあるわけです。

  2005.11.15

  コメント(2)

• 囚人のジレンマ

  某放火殺人事件、大変凶悪な事件ですが、容疑者が起訴されたようです。一人の被告は起訴事実を認めているけれども、もう一人の被告は否認しているということです。このニュースをみて、ゲーム理論を思い出した人は全国でどのくらいいるでしょうか？刑の軽重は実際にどうなるのでしょうか。

  2005.11.12

  コメント(1)

全336件 (336件中 251-300件目)

< 1 2 3 4 5 6 7 >