第七回三条記念_(昭和51年月刊地方競馬10月号より
■6月号~9月号までが抜けているため(涙)いきなり10月号でし。台風?による大雨のため一日順延になったレース。出走馬の中に競馬ファンにお馴染みの馬が多かったこともあって場内は大いに賑わっていた。中央の「カブトヤマ記念」優勝馬アイアンハートを筆頭にキョウエイアタックやサクラモナーク・ハーバーイーグルがいた。名馬タニノムーテイエ・タニノチカラの弟タニノホマレもいた。普段なら馬券検討に嬉しいくらい悩むメンバーだが、列車内で穴が開くほど眺めたスポーツ新聞の片隅に載っていた三条競馬情報に《とにかく先行馬有利の競馬場で中心は先に行ける馬で実力も抜けているアイアンハート》とあった。アイアンハートは知っている馬だったので素直にスポーツに従ってアイアンハートから買うことに競馬場につく前にに決めていた。相手も逃げると書いてあったハーバーイーグルに。人気どころで配当が低いのでアイアンハートの単勝と連複も2-5の一点だけにした。財布には帰りの電車賃と食事代だけ…。---------■三条競馬場は遠かった が、四階建てのスタンドをのぞけば、そこはまさに「地方競馬場」だった。ここまで地方競馬が残っている競馬場には嬉しくなった。レースは逃げるハーバーイーグルにアイアンハートが早めに並びかけ直線では見事な一騎打ちとなった。新潟県競馬についての知識は当時ゼロでしたがゴール前「つのお~~~~!!」と叫んでみました……。1着アイアンハート、2着ハーバーイーグルだった。★これ以降二度と訪れる機会がないうちに廃止されてしまったもっとも地方競馬場らしかった三条競馬場の思い出です。