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カテゴリ:Music
80年代の頃、酒造メーカーのCMに、
外国のミュージシャンが出はじめ、 BGMが凝ったCMをよく見かけた。 かのDavid Bowie様の「純ロックジャパン」 あれは宝酒造でしたっけ? お酒飲まないのでわかりませんが、 あと、カルチャークラブの 「Mystery Boy」がBGMで「ホット・ウイスキー」とか いうのもありました。 これも本人出ていたような。 そんななかで、確かキリンビールのCMで、 騎馬民族が勇壮に駆け抜ける映像が流れ、 中東っぽい音楽が流れていたのが当時とても印象的でした。 その中東っぽいと感じた曲が「シャンソネッタ・テデスカ」 この曲、教授の「サウンドストリート」だか 「クロスオーバーイレブン」だかで再度聞いて、 大変胸が騒いで、たまらなく好きになりました。 その後、調べてみたら、 演奏者:ダンスリーwith坂本隆一 邦題:「サラセンの夢」 「サラセンですと~!」 当時、世界史専攻していた女子高生の私は萌えました! ひょっとして前世が騎馬民族だったのかも(笑) その後OLになり、 「アッサラーマレイコン、キーファーラーク?」 とアラビア人としゃべっていたのも、 もしかして前世が騎馬民族だったからかもしれません(爆) だがしかし、当時貸しレコード屋で「サラセンの夢」を借りて ライナーノーツを見てみたら、 「シャンソネッタ・テデスカは中世音楽」と書いてあり、 中東音楽だとばかり思っていたのに、中世だとは?? も~わけがわからなくなり、 「中世って何年ごろから何年ごろ? サラセン帝国ってずいぶん後で、しかも今の中東じゃ??」 世界史専攻していたわりにはハテナだらけなのでありました。 ということで今になって、ウィキペディアで調べてみました!(松本人志風) 中世は西ローマ帝国が滅亡したあたり西暦500年ごろ~ 大航海時代の終わる17世紀ごろまでとか。 サラセン帝国は イスラム教国、今のアラブ諸国のこと(アバウト)で 正確にはアッバース朝(750年 - 1258年)を指すらしい。 なぜ、あの曲が「サラセンの夢」と邦題がついたのか? サラセン帝国から見た、ローマ帝国制覇の夢というところで ああいう邦題がついたのか? それとも先にCMありきで、CMに合わせて 日本のレコード会社が適当につけたのか? もともとは「chansonetta tedescha」はイタリアの古曲で イタリア語で「ドイツの短い歌」という意味のようで、 ゲルマン民族の脅威というか威勢の良さを現した曲なのかも。 なんとなく異国情緒?ただよう騎馬兵が走り抜けていく感じ。 こういう理解でいいのかわからない~。 中世音楽に詳しい人、誰か教えて欲しい。 中世音楽といえば、古楽器。 というわけで、前置きが長くなりましたが、今度、子ども劇場で、 古楽器と空想楽器と音と遊びのカラクリ音楽会があるので ダンスリーやタブラトゥーラを聴いてた私は 大変楽しみにしているのです。 それがこちら↓ 2月28日(日)熊本県立劇場コンサートホール 高学年向け:ロバの音楽座「旅する音楽会」19:00~ 乳幼児低学年向け:「らくがきブビビのコンサート」14:00~ 詳しくは熊本県子ども劇場へ。 ロバの音楽座「旅する音楽会」は、 「過去から未来へと時空を超え 音探しの旅に出る 客席は音楽を旅する赤い飛行船の座席となる」 おお~高校生のときから、「サラセンの夢」を聴いて 騎馬民族に思いを馳せていた私には、 これ以上ないファンタスティックなコンサートになるのではないかと、 今からワクワクしているのです。 小4の息子と見に行く予定です。 また「らくがきブビビのコンサート」は、 ずいぶん前、パパがアンケートで「子どもと見たい」と答えていたため、 小1と2歳児を連れて見にいってもらう予定。 ところでサラセン帝国というと、世界史の先生を思い出す。 そして同じクラスで、世界史の先生が大好きで、世界史が大好きになり、 大学でヨーロッパ史学を専攻してイタリア留学した友人を思い出す。 彼女の世界史に対する情熱は異常なほどに熱く、 知識の塊のような子だった。 今、どこかの大学で講師をしているみたいだけど、 NHKの「とめはね」なんかを見ていると、 あの頃の熱い女子高生時代を思い出す。 今も彼女は熱い女だと思う。 大学でマッキャベリズムとか論じてそうだ。 私なんか今やサラセンといえば、 サラリーマン川柳だよ…(爆) 今年ももうすぐベスト10投票始まる頃かな?(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/01/25 12:34:49 PM
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