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今日は，ウチの猫の１２才の誕生日です．

ロシアンブルーは，おとなしく従順な子で甘えん坊です．

ご飯の時間が遅くなり我慢させても，じっと耐えて静かに待っているほどです．

そして私たちが病気や落ち込んでいる時，気が付くと，そっとそばに寄り添ってくれています．

この子と一緒にいると，心が癒され温かく自分が許され受け入れられていると感じるのです．

ロシアンブルーが100匹いても，この子を見つけ出せる自信があります．

気持ちを通わせているし，心の絆で繋がっていると信じています．

この子が家にいないときが一番存在を感じます．

いつもこの子を意識し，気遣って暮らしていることを改めて知ることができるからです．

主治医に預けて旅行に行くと，食欲と排泄が減少しストレスで発病したりするので，

長期の旅行も出られませんが，それがまた，たまらなく愛しく思えるのです．

１２才にもなると，老いと死がやってくることを意識します．

この子の命の火が消えるとき，私たちの愛に包まれ，幸せな気持ちで旅立てるようにしたい

淋しい死を迎えることがないようにしたいと家族みんなが思っています．

老いていく猫も，その介護も，死も未知のことですが，少しずつ覚悟をしています．

でも，本当は，そんな日が永遠に来てほしくはない，

無理なことですが，この子がいないなんて想像するだけで耐えられません．

この子だからこそ，この子でなければ駄目なのです．

このような気持ちをもてることは，きっとそれほどの愛を与えられているからなのだと思います．

人間関係でもそうですよね．

このような心を通わせる愛しい誰かがいること，それだけできっと

誰もが自分自身のかけがえのなさを実感できるのではないでしょうか．

そのためには，自分から愛を惜しみなく注ぐこと，それが大切なのだと思います～☆



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