作家・内藤みかのメインブログ ～電子書籍などの新しいコト〜

子ども達と世田谷文学館「向田邦子展」にいってきました(≧∇≦)。


世田谷文学館には相当ハマってます。宮沢和史展、宇野千代展も楽しかったし、７月からはなんと「ガラスの仮面の世界展」をするそうです！　なんとなんと紅天女の衣装を展示する企画があるとか！？　楽しみすぎます(≧∇≦)！！！　


で、向田邦子展ですが、かなり感動してしまいました。
向田さんの秘めた恋についての展示があったのです。
とても親しく交際していた男性がいたのですが、亡くなってしまったそうです。
そのかたがなくなった後、向田さんは小柄な身体に重い一眼レフカメラを持って、
海外に何度も撮影にでかけます。


亡くなった彼の職業は、カメラマンだったそうです……。
撮りたいけど撮ることができなかった彼の代わりとまでは思っていなかったかもしれませんが、
関わった大切な人の余韻で、ご自身もカメラを構えるようになったというお気持ちは、よくわかります。
大好きな人の影響ってなんらかのことで、出てきますよね(≧∇≦)ﾎﾛﾘ・・・。


ちなみに私が一眼レフを買ったのって、男性関係ではなく、
雑誌記者をしていて写真を撮る必要に迫られて購入したら、
面白くてハマってしまった・・・ただ、それだけなんでですが(≧∇≦；


文学館のカフェでは向田さんがお好きだった水ようかんと緑茶というスペシャルセットをおいしくいただきました。

世田谷文学館のすごいところは、音楽と文学と映像をとても上手にミックスしているということ。
今日の展示も向田さんのてがけたドラマの映像や、お好きだったせつない曲や、ドラマのテーマソング、それから、小説の朗読のＣＤなどの展示がとても良かったです(≧∇≦)みなさんもぜひどうぞ！


向田さんの名エッセイ「父の詫び状」誕生秘話もあり、今日はとても楽しかったです。
子どもたちは１Ｆに良い絵本がたくさんたくさんあったので心から楽しかったようです(≧∇≦)☆

１Ｆには世田谷に関係する文学作品の展示などもあり、偉人伝マニアの息子は「森鴎外の娘さんの森茉莉さんの写真」があって喜んでいました(≧∇≦；；；





↑感動のあまり「向田邦子の恋文」という本を買って帰ってきました


私も５／１７より「号泣～５９の失恋フレーズ＆ケータイ小説展」を開きます。
早稲田うるとらカフェでやってます。よかったらぜひどうぞ！







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