カテゴリ:ケータイ小説
詳しくは以下のNYタイムズ本文をごらんください。(英文)
私はケータイ小説も普通の小説も書く作家として、取材を受けました。 来月「ケータイ小説書こう」というHOWTO本を出すので、ぜひよろしくです!・・とは取材を受けた時にはタイトルが決まってないので言えませんでした(爆)。 「恋空」の作者さんも同じ名前なので、私はその作者とは違いますよと一応お伝えしたのですが「いえいえあなたにお話を聞きたいんですよ」ということなので取材をお受けしました。日本語も喋れる記者さんでしたよ(≧∇≦)。 NYタイムズが伝えるのってそんなにスゴイことだったんですね。 時事通信が取り上げていてビックリです。 さて近頃ケータイ小説は小説か、小説じゃないかという論争がされてますね。 私はもともとデビューが官能小説というジャンルだったのですが、 官能小説は、普通の小説と同じ扱いにはされないジャンルだったんです。 あんなの小説じゃない、ヤッてるだけじゃないか、という人も多数いました。 なのでもうそういう論争には、慣れてます(≧∇≦)ヘヘ 小説だろうと小説じゃなかろうと、誰かの心に何かを残せれば、それでいいじゃないですか。 売れることが大事なんじゃなくて(そりゃ売れればうれしいけど)、 読者に響きを伝えることだと思うんです。 その響きが何かは、きっと書いてるものによって違うでしょ。 官能書いていたころは、エロスの余韻の響きを大切にしてましたよ。 最近はいろんな小説を書かせてもらえるようになったので、 響きもいろいろ(≧∇≦)♪ また、ケータイ小説というと、ひとつのサイトばかりが取り上げられがちですが、 私が今、ヒトコトというサイトで連載している「失恋さんぽ」は、1日にウン万アクセスが来ています。 これは、失恋して哀しくなって海に泣きにいったら、 見知らぬ美男子が現れ、なぐさめてくれた……という、 夢のようなストーリーです♪ 掲示板では多くの人から「共感した」とか「私も失恋したばかり」などと書き込みをいただいてほんとに励みになります。 それと! ちょうど今週、ケータイ小説が書籍化されて発売になりました! 「個室のヒミツ」 ネットカフェの6つの個室で起きる、せつなくてハッピーな物語です。 あなたの隣の部屋には、モトカレがいるかもしれませんよ・・・ 同じ日、同じネットカフェで、 それぞれの部屋が、微妙にリンクする。 ネットカフェ・6つの個室の物語 「個室のヒミツ」 内藤みか 詳しいあらすじは、こちら! 昔から「これは小説だ」「いや小説じゃない」という論争は起きていたんで、今に始まったことじゃないです。そもそも小説は完全自由形なので、型などありません。むしろ一部の人がある一定の型でケータイ小説を書いているようで、そちらのほうが不思議です。 もっと自由にケータイの世界で遊びましょ(≧∇≦)☆ ケータイ小説、まだまだこれから新しい分野が開けてくると思ってます! まあ、要は、論争にはあまり関わってもしょうがないのかなという感じ。 ジャンルとして確立されようとされまいと、作家は物語を書いて発表していくしかないんだと思ってます。官能がジャンルとして認められなかったときも、書き続けてきたように。人は書きたいから、書かずにはいられないのだから小説を書くのだろうから、その原点さえズレてなければ正しいのではないかしら。 なにはともあれケータイ小説いろいろ無料で読めるので、 ぜひ私のケータイサイトに遊びにきてください。 内藤みかケータイHPはこちら! http://micamica.net お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年01月21日 06時51分40秒
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