カテゴリ:子どものこと
こんにゃくゼリーを食べて小学生が亡くなった事故が和解になりました。両親に和解金を支払い、今後同類の事故が起きたら製造中止という約束をしたそうですが、
この件についてyahoo!ニュースコメントでは親非難のコメントの嵐!になっています。 モンスターペアレントだ、とか。 訴訟したもん勝ちだとか。 とにかくどうしてメーカーを責めるの? それなら餅も禁止したら?とかそんなのばかり。 こんにゃくゼリー、欧米各国では禁止されていますし、今回の事件の弁護士さんもそのことをおっしゃっていました。 日本での対応が遅れていたのではないかと問われてもしかたがないことではないでしょうか。 (おやつにこんにゃくゼリーを与えた学童保育も責任を問われて当然ですが)。 またお餅と比較するのは難しいでしょう。 こんにゃくゼリーは企業が「開発」した「商品」なのですから事故が起きたら責任を問われて当然です。 あまりにも親が悪いと連呼されているのですが 私が親でも「他の国では禁止の食材なのになぜ日本ではこんな危険なものが流通してるのだろう?」と世に訴えると思います。 親ごさんも会見でおっしゃっていましたが、今回の件ではより多くのかたに「こんにゃくゼリーの危険性」を知っていただきたかったそうです。 しかしニュースでは、「他の国では禁止」という事実はあまり取り上げていただけず(一部のメディアのみが取り上げていました)、それゆえ、多くのみなさんが親御さんを非難するという悲しい状態になっていることが残念です。 親御さんは、子を失った哀しみゆえにやみくもにメーカーを責めているわけではないのですよ。よく調べて、こんにゃくゼリーの日本での現状に問題を感じたからこそ訴えているのです。 もうすこし非難しているみなさんも温かい目で見ていただけないかなあと考えてしまいました。 ※以前もこんにゃくゼリーのことを書いたら擁護派のかたから感情的なコメントが来ましたので今回はあらかじめお知らせしておきますが、この件で論争する気はありませんので、仕掛けられても応じません。あしからずご了承ください。 <読んだ本> 息子:マリー・ローランサン 娘:浅井力也 <おしらせ> ![]() 私が審査員をつとめさせていただきました「短編ケータイ文芸賞」の作品集「2股の年表」が本日発売だそうです。 実はこれ、私の著書「ケータイ小説書こう!」と連動した賞だったのです。 私の本を見て応募してくださったかたが大勢いて、その中から受賞されたかたもでました。私の本をきっかけに動きが出ていったことをとてもうれしく思います。受賞者のかた、出版おめでとうございます(≧∇≦)! ![]() 「ケータイ小説書こう」(中経出版)発売中 目次&プロローグ&小説募集情報はこちら! 【ただいま連載中!】 「私が作家になる日まで」(角川学芸出版)毎週月曜日 「ハングリー!」((AERA-net)朝日新聞出版)毎週月曜日&木曜日 「ひと夏のボーイズ」(講談社MOURAモバイル)毎週火曜日&木曜日 「イケメンバンク」(バンダイ&角川デジックス)毎週金曜日 『イケメンバンク』はバンダイの貯金箱(9月発売)とコラボです。 バンダイの貯金箱はお金を入れるとイケメンが『愛してるよ』とか言ってくれます。 ![]() 「ラブリンクコミック版」(ケータイサイト・新潮COMCOM)毎月第1金曜日 内藤みか最新情報メールマガジンはこちら(無料) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年09月10日 10時23分28秒
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