カテゴリ:カテゴリ未分類
これから私の新刊「夢をかなえるiPhone」の本文をご紹介します。 本来であれば「まえがき」の部分をご紹介すべきなのでしょうが、 あえて「目覚め」という一節を公開させていただきます。 ささいなことなのですが、これが自分にとってのiPhoneショックでした。 お時間あるときにご覧いただければ幸いです。 目次はこちらです。 【目覚め】 iPhoneは、小学生の娘の習い事の待ち時間に手に入れました。 家に帰るまでは空けないでいようと思ったのに、 お教室にお迎えに行った娘がめざとく 「何を買ったの? iPhone?見せて!」と、 電車の中で開けてしまいました。 東急東横線の中で、私のiPhoneは私たちと対面しました。 最初にしたことは、なぜかマップでした。 私ではありません、娘が押したのです。 興味津々の彼女は、携帯ゲームをプレイするかのように、 指で地図をいじりだしました。 何かをクリックしたら、突然東横線が地図上に現れ、 青い丸が線路上を動いています。 「わあ、これ、私たちが今いるところだよ。 電車が動いているからほら、青い丸も移動してる!」 「わあ~そうなんだ」 娘もおもしろがって眺めています。 「親指と人差し指を画面の上で開くと、地図が大きくなるのよ」 知り合いに教えてもらったiPhoneの使い方を私は娘にも伝授しました。 普通のケータイだと文字の大きさは 大中小と3種類程度しか変えられませんが、 iPhoneは画面全体をかなり自在に拡大縮小できるのです。 そして娘は何を思ったのか、地図の拡大に飽きると、 今度はグングン地図を小さくしていきました。 モニタはやがて渋谷区全土に、そして東京都を、 しまいには日本地図となって現れました。 彼女はまだ飽き足らず、さらに縮め、 ついにiPhoneの画面には世界地図が出現したのです。 「わあ、アメリカがある~!」 娘はアメリカをクリックし、再び地図を拡大していきます。 私は息を詰めてそれを見守りました。 なぜならみるみる外国の地図があらわになったからです! まさか、と思いましたが、そのまさか、でした。 娘が限界まで大きくした地図には、 外国の町の知らない通りの名が出ていました。 私の娘は、東京の私鉄の中で、 紙の地図だったら何百ページもかかるようなことを、 1分もかからずにひょい、とやってのけてしまったのです。 iPhoneは、世界とつながっている。 それは既存のケータイでは一度も得たことがない感動でした。 私は生まれてからこのかた、日本から外に出たことがありません。 それなのにこのマップはいともたやすく世界へ飛んだのです。 この瞬間、私のiPhoneへのイメージが一気に変わりました。 もしかしたらこの機械は私の毎日を変えてくれるかもしれない。 そんなワクワク感が、初めてやって来たのでした。 そしてこの日から、 iPhoneによっていくつものご縁が生まれていきました。 iPhoneはただのケータイではなく、 iPhoneを持っているもの同士の不思議な連帯感を生む コミュニケーション機器でもあったのです。 ★まずは地図を広げて、世界を感じてみよう。 本の表紙をクリックすると購入ページにいきます。 「夢をかなえるiPhone」目次はこちらです。 出版記念セミナー開きます! ↑ ぜひどうぞ(≧∇≦)/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年07月04日 21時46分39秒
|
|