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2月も5日を過ぎると、どの学校に進学するか決めなくてはならない時期となります。
いくつも合格しているかたは悩みどころですよね。 2月の7日に都立の発表があるんでしたっけ。 大変な倍率だから不合格を喫するかたもいるでしょう。 そういう時に、ふと、お試しとして受けて受かった私立中のことを思い出すかもしれません。 私の息子もそうだったので人のことは言えません。 「そこしか受からなかった」という学校しか手持ちの札がなかったんです。 進学する予定はほとんどなく、学校行事にすら見学に行ってなかった学校です。 それでも周囲に受験すると言っていた手前もあって、 その、そこしか受からなかったところに進学を決めてしまったんです。 今おもえば、地元の公立でよかったんじゃないかと思います。 公立行きながら塾で勉強して高校受験でリベンジすればよかった。 でも手ぶらで小学校に戻すのも気の毒な気がして 合格が出たそのお試し校に行ってしまった……。 そういう選択肢はあとあと「こんなはずじゃなかった」が出てくる可能性があります。実際私がそうでした。 よく調べてない学校に進学を急ぐようなことはしないほうがいいかもしれません。 3年、もしくは中高一貫なら6年もおつきあいするのです。 その学校を愛することができるのなら進学するのもいいでしょうけれど、そうでもないのなら、勇気ある撤退を選ぶのもありだと思います。 学校はどこも同じではありません。 校風や、体罰はあるのかないのか、いじめはあるのか、不登校の生徒は何人くらいいるのか、退学する生徒は年間どのくらいか、生徒が退学する理由は何か、などなど調べたいことはたくさんあります。 よく調べずに異様に退学者が多い学校に進学してしまったり、 体罰を容認している学校に行ってしまったりすることのないよう、 よくよく考えて進学先を決めたほうがいいと思います。 退学者は何人ですか、なんて直接は聞きづらいですよね。 でも、私立中学ガイドみたいな分厚い本が本屋さんにあると思います。 それを見ればそれぞれの学校のところに「高校に進学する生徒」の割合が出ています。ほぼ100%の学校もあればそうでもないところもあります。 これは高校で別のところを受験して出ていってしまうか、一部は「退学」しているからでしょう。 あとはネットでそれぞれの私立中の学年ごとの生徒数を公表しているサイトがあります。それを毎年チェックしていれば、 「あれ? 昨年は120人だったのに、今年は115人になってる……」 などと細かいところに気づくはずです。 学年が変わるときに生徒数が減るのは「退学」したか「引越」したかでしょう。 このあたりである程度推測することはできるかと思います。 なんで私がこんなことを書いているかというと あまり希望していなかった私立中に「ここしか受からなかったから」と入学したら、担任に深夜までプリントを19枚もやらされたり、高熱があるのに帰宅させてもらえなかったり、えらいスパルタな目に遭い、退学することになったからです。 そのクラスでは1年でクラスの6分の1が退学しました。 クラスの何人もがカウンセリングに通うほどに執拗に追いつめられました。 恐ろしい体験をしました。 それを本にも書きました。 こういう思いを他の人にはしていただきたくないので、 よく知らない中学に行くときは本当に気をつけてください!と言いたいです。 私はこの記事を3年前にも書いてます。 けれどその時は、当時の同級生の母親に余計なこと書くなみたいに言われて 一旦消してしまいました。 そのことをとても後悔しているので改めてここに書いておきます。 よく、内藤さんの息子さんがひどい目に遭った学校名を教えてくださいと言われるのですが、それはお返事していません。ネットなどで推測されているようですが全然違う学校名が出ていることもあるのですが私からは何も申し上げられません。 私や他の退学したお友達にとっては学校とは言えないようなところでしたが、一部のスパルタ(体罰)支持の親御さんにとっては素晴らしい学校だったようですし、評価は人それぞれ違うことでしょう。そう、大阪で体罰があった桜宮高校のように……。 息子がいた学校のことも、あと3年遅かったらニュースになっていたのかなあと思うのですが、3年前はまだ「先生が言う通り勉強しないお子さんが悪いのよ!」というようなお叱りを受けるような社会でした。今はだいぶ違うので、うらやましいです。子どもには先生の度を超えた指導を拒む権利があるはずです。有無を言わさずプリント漬けにしたあの学校はやはり今でもオカシイと思っています。 【送料無料】たたかえ!てんぱりママ [ 内藤みか ] <最新刊> 【送料無料】誰も教えてくれないFacebook & Twitter 100のルール [ 内藤みか ] <連載中> ・学研ママノート「6歳からの才能育て」(毎月第2土曜日更新) ・朝日新聞出版dot.「ラブログ、なのかも。リターンズ」(毎週月曜日更新) 私のケータイサイト 私のツイッター(30000フォロワー) 私のフェイスブックページ(2000フォロワー) 私のGoogle+(1200フォロワー) ※お仕事・取材関係のお問い合わせのある方はこちらへどうぞ。 ※または facebook もしくは ameba のメッセージからお問い合わせください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年02月08日 00時06分06秒
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