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2018/05/06
カテゴリ：雑感
春は哺乳類より足の数が多い生物を沢山見かけます。
嫌悪感からのせめてもの救いがその足の数が偶数であることです。 奇数だったらもっと嫌です。 一冊の本を読み終え読書メーターに投稿しました。転載します。 わたしを離さないで [ カズオ・イシグロ ]  前から読みたいと思っていた作品なので、ノーベル賞受賞のバイアスを排除して読んだ。自分は英文は読めないし、翻訳洋書も殆ど読んだことが無いくせに、文節の順番や語彙の点で原文に何らかのフィルタが掛かっている気がして、作者の世界感に馴染むのに時間が掛かってしまった（汗）でも、情景にも似た淡々とした流れに身を任せた途端、深く正確に物語に引き込まれた。物語はヘールシャムという施設で生まれ育った主人公キャシーの回想録。保護官の指導の下、隔離された施設で暮らす子供達には、この作品に書いて余る程の豊かな心が存在していた。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2018/05/06 07:32:24 AM
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