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カテゴリ:雑感
北海道で生まれ育ち、社会人となり色々な土地へ行き住んで、今は青森に居るという自分の「境遇」を思う。
良いか悪いかは終わるまでわからない。 一冊の本を読み終え読書メーターに投稿しました。転載します。 境遇 [ 湊かなえ ] 場面が細かく羅列されているのに、目が離せなくなる劇的な展開は、流石!湊さんの筆力と思う。人称/視覚的な演出が一興と思っていたら、なるほどドラマの為の書き下ろしとのことだ。夫々別の児童養護施設出身の陽子と晴美は、とあるNPOの活動で偶然知り合い、そのお互いの境遇から親友となった。陽子は政治家の妻、晴美は新聞記者となったが、陽子の夫が次の選挙を控えたある時、息子が誘拐される。誘拐犯からの要求は、陽子の過去を暴露することだった。イヤミス感は少なめだが、「境遇」という言葉の印象はこの作品によって書き換えられた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018/05/27 07:33:49 AM
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