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カテゴリ:読んでいる本
30年近く前、中学生の頃 学校の図書館で古い蔵書が廃棄されることになって、 面白そうな本を何冊か貰って帰りました。 勢いあまって戦前の百科事典一揃えまで貰って帰り、 親から何だか嫌な顔をされました。 まだ、実家にありますが。
そのとき貰ってきた本の一つ。 昭和3年 アルス発行の「議思不の界世」。 字体が洋菓子「マドレーヌ」の敷紙を思い起こさせます。 ↓ これ。
昭和3年というと、亡くなった父がまだ乳飲み子だった頃です。 この本を当時、「へぇー」とか言いながら読んでいた少年少女たちが 今では90近い歳になっていると思うと、感慨深いものもあります。
「非売品」とあるので、希少本かもしれませんが、 「これこそ私が長年探していた本です。是非100万円で譲ってください」 などということは絶対ないと思います。
80年以上経ち、 酸性紙の悲しさ、角がボロボロになって 今では頁をめくるのも難儀です。
内容が今となっては、??というようなことも書いてありますので 追々紹介していきます。
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