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カテゴリ:日本映画
1995年、厚生省は
学習して進化する第六世代コンピュータを搭載した 老人介護用ベット型機械を発表した。 その名もZ-001号機。 全ての介護が全自動化で行われる。 モニターに選ばれたのは高沢老人。 大友克洋と江口寿史のコラボレーション。 暴走するZ-001号機。 机の上の計算など現実には即さない。 変形して車輪走行して四足歩行して巨大化する。 なんでもかんでも取り込みながら。 電車、ブルドーザー、 大仏・・ そう舞台は鎌倉へ。 高沢老人の介護をするZ-001号機は 奥さんの人格を持ち 二人の思い出の地へと向かう。 だからといって 大仏が・・大仏。 チューブやら コードやらにまみれて。 確かに。 身体が動かなくなっても 代替物があれば用は足りるかも知れない。 でも愛が足りない。 ボランティアの晴子さんはがんばる。 はちきれんばかりに 江口寿史キャラ。 なんでもかんでも取り込んでゆく。 取り込んだものを発展させ改良してゆく。 科学の未来だ。 間違っても老人の未来じゃない。 「厚生省をなめんなよ」 Z-001号機は防衛庁の陰謀だった。 やがては軍事用ロボットと 戦いを繰り広げることに。 旦那さんを守るため 奥さんとは凛々しくも戦うのか。 そういうものかも知れないし、 そういうもんじゃないかも知れない。 いつのまにか理屈が吹っ飛んでゆく。 半ば爽快。 取り込んで取り込んで強くなって。 高沢老人はボケてるけど。 晴子さんとともに おじいちゃんトリオもがんばっている。 カッコイイ。 で、 大仏とりこんで発展させ改良したら どんな機能になったんだ? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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