西尾市岩瀬文庫の企画展「こんな本があった!」に行ってきた。
入場料無料なのだが客はジジひとり。
展示物はすべて当館所蔵品だから写真取り放題。
とはいっても500円のパンフに詳細に出ているから、場内の様子だけ撮る。
江戸後期から明治初期の本だから読めない。
読めないが愉しい。
これは江戸の町人が書いた「後昔安全録」所載の安政2年(1855)江戸大地震の記事。
各宗派の寺院が扱った死者の数が記してある。
平安時代の「新撰姓氏録」の写本。
百済系渡来人を祖とする家が記してある。
こんなのを見ていると、あれこれ想像したり調べたくなってくる。
次々と興味深い古書に出会って、中途半端に調べてはうっちゃっている。
身につかないのが道楽じゃ!
左下の人物像は三河国に漂着したコンロン人
コンロンは中国の西にあるという伝説の地だという。インド辺りかな。