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2016.11.06

振り子のお稲　藤村与一郎

テーマ：最近、読んだ本を教えて！(23997)

カテゴリ：読書

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振り子のお稲 [ 藤村与一郎 ]
価格：745円（税込、送料無料) (2016/11/6時点)

商品基本情報

発売日： 2015年09月04日頃
著者／編集：藤村与一郎
出版社：白泉社
サイズ：文庫
ページ数： 287p
ISBNコード： 9784592831228

商品説明

【内容情報】（出版社より）

江戸で起きた水茶屋の主殺し。究明に乗り出すのは水晶占いで不思議な力を持つ少女・お稲と御用聞き・彦中。実の親子であることを二人は知らない。江戸の町に爽やかな風が吹く、情っ張り父娘捕物帳。
2015年9月刊。

【内容情報】（「BOOK」データベースより）

天保９年、水質の低下で苦しむ江戸で起きた水茶屋の主殺し。水晶占いで不思議な力を発揮する少女お稲はこの事件を機に御用聞き・彦十と出会い、時に反発し、時には手を携え、江戸を守るために難事件を解決してゆく。信頼を深めていく二人だが、実は父娘であることを知らない…。江戸の町に爽やかな風が吹く、情っ張り父娘捕物帳。

【目次】（「BOOK」データベースより）
それぞれのさだめ／麻布・和泉庵の水／二八殺し／時を紡ぐ糸

水晶占いの能力を持つ親のない少女お稲。癖があるが、一本筋の通った御用聞き彦十。実は父娘ということを知らず、ある事件をきっかけに関係を深めていくお話。
最近読んでいるおいしいものや猫が出てくる時代小説とは、ちょっと毛色の違うものに手を出してみました。
生い立ちからか、ちょっと暗い感じのするお稲ですが、彦十との血の通った対話は読んでいて気持ちがいいです。
最後には、まだこれから続きがありそうな感じ？ぜひ続編を読んでみたいです。
招き猫文庫は、白泉社から新しいキャラクター時代小説のシリーズだそうです。
最近ちょこちょこ読んでいますが、読みやすくキャラクターも魅力的なので、気に入っています。
時代考証がどうこうとか、こんなのありえないとかありえるとか難しいことはちょっと置いておいて、純粋に楽しめるお話が多いので、時代小説初心者にもとっつきやすそう。